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足止め?別にあれを倒してしまっても構わないのだろう?

「おはよう!たつくん!さぁいこう!電気屋さんへ!」

「・・・おはよう・・・優奈・・・行くから・・・落ち着け、ねむ・・・」

「ゆうな・・・うるさい」


美香は早起きだなぁ・・・昨日懐中電灯の電池が切れて、暴れる優奈を宥めて明日別の取りに行こうって言ったのが間違いだった。・・・いや、間違いじゃないけど、朝っぱらからテンションたけぇ。


「おはよう皆、ご飯出来たわよ・・・そしたら探しにいきましょ優奈」

「うん!みっちゃん!行こう!」

「いやいや、だからご飯食べなさいって」


寝起きが微妙・・・というか不機嫌になりつつある志乃をあやしながら、寝てる間も変化させといた”気配察知”に加えて”範囲強化”・・・よし、安全確認・・・飯食うか。


「たつ・・・ゆうながうるさい」

「あ~もぅ!優奈!あんまうるさいとお留守番にするぞ!」









さて・・・電気店には問題なくついた・・・が・・・この電気店ってコンセントタイプの家電しか置いていないようだな・・・あぁ優奈がorz状態になってる。


「うぅぅぅぅ、なんで~懐中電灯は必須だよ~なんで置いてないの~?」

「あははは・・・えっと、優奈?コンビニにいきましょ?電池あるだろうし」


随分時間経つし、電池とか漁られてそうだけどねぇ・・・家電品店が手付かずなのがわかりやすい。


「っていうか!懐中電灯に電池はいらないよ!気合があればつくよ!」


んなアホな・・・エネルギー保存の法則ってのがあってだね


「ほら、ついた!」


ええええ?・・・うわ、本当に光ってる・・・試しに電池を抜いてもう一度やらせてみる。ついたよ・・・


「やったよ!たつくん、私やったんだよ!・・・むぅlvは上ってない、増えてもない」

「ついただけで凄いと思うんだが・・・ちなみにエアコンとかも動かせるのか?」


すると・・・優奈は不思議そうな顔して


「ふぇ?エアコンってコンセントささってないと動かないよ?たつくん大丈夫?」


と、ノタマイヤガッタ。オイコラ、電気なしで懐中電灯はつけれて、エアコンはコンセントかい!どういう考え方だ!


「・・・?ゆうな、光消えた」

「あ、あれ?ふぉー!」

「ん、ついた」


・・・もしかして気合・・・精神力?でつけたのか?何でもありだな。いや、人形憑依とか異空間の方がよっぽどだな。


「えっとまぁ・・・優奈は満足したみたいだし、一件落着かな?どうするの達也?」


基本的にいきあたりばったりだからな・・・そういや、初日に町を見渡した時に東側・・・町の中心部のほうに怪物とか人がいる感じだったよな。ん~戦力的な面での不安はあるけど、足を運んでみるか?もしくは別の町を探しに行くとか?3人娘てきにはどうなのよ?


「え~もうちょっとレベル上げしようよ・・・どうやってかはわかんないけど」

「私は、どっちでもいいわ」

「・・・ボックス満杯にしたい」


2残留1棄権か・・・じゃぁまぁ物資確保しつつ東側にいってみようか。


・・・この時に戻れたら助走をつけて自分を殴りつつ、肉体変化lv4になってから行け!って言いたい。無理だけどさ






”気配察知””範囲強化”っと・・・ちなみに気配察知で30m程で範囲強化すると大体100~150mくらいな感じかね


「特に生物の気配はないな・・・数日経ってるから状況変わってるのかもな」

「何もないほうがいいんじゃない?」

「危険なことは簡便だが、交流って面で考えると会わないのは困るぞ」


道中は優奈達年少組みには、静かにすること絶対に指示を聞くことを言い含めている。まぁ志乃は大人しいけどな、基本的に探索中は美香と相談しながら進んでいる。一人で判断すると碌なことが起きない気がするし。


「それにしても、人はいないし車も通ってないと・・・不気味ね」

「いつもあるもんが唐突になくなると怖いわな」


自動車はそこらでみるけど、使用してる奴がいないんだよな・・・免許自体は持ってるけど、鍵あれば何とか?別の町に行くときに検討してみるか。あぁでも半年くらいでガソリンってダメになるんだっけ?まぁ自動車を使わないのは理由がないからだろうな、大勢で拠点に引き篭もるんだったら運搬とかで必要になるだろうけど、使うと怪物に見つかりそうだし・・・それに人にもな。後者の方が怖いし。


・・・ん?


「ストップ、範囲ギリギリだけど気配が・・・2つ・・・いや3つ?やけにでかい気配が・・・あるが」

「そういえば、達也のそれって対象の姿形もわかるの?」

「いや、大きさと・・・存在感?くらいだな、結構曖昧な感じ」


姿形までわかるなら、攻撃モーションとか把握できそうでいいんだけどな・・・ん~?交戦してる感じかこれ?大きい気配が小さい気配を追っかけてるような・・・こっちには来てないな気配察知の範囲を横切ってる感じか。とにかくも追いかけっこをしていることを3人にも伝える。


「追いかけられてるんだ・・・あのおっきなおサルさんなのかな?」

「・・・ゆうなおサルさんいるの?」

「うん、あのね志乃ちゃん、なんかうじゃうじゃーってもさもさーってしてるんだよ」

「???」


あのおサルさんより気配がでかいんだよなぁ・・・


「気になるなら見てくる?私達は足手まといだろうし、人形を渡しておくから」


そういいながら美香がぬいぐるみ・・・なにこれワニ?を渡してくる。


「そんなに離れるとリンク切れちゃうから、切れない範囲で私達もついていくけどいい?」

「そ・・・うだな、助けられるなら助けてもいいし、無理そうなら引き返せばいいか」


何でもいいから情報が欲しいしな・・・ワニは背中のリュックに頭を出してチャックで占めて固定しておく。


「んじゃちょっといってくる」


”脚力強化””思考加速””気配察知”いってらっしゃいの声を後ろに感じつつ疾走する。直線距離でいえば100mほど・・・大通りのほうでそれと遭遇した。


基本的には人型だ・・・目が三つで鼻も口もある、体に茶色の鱗・・・体を覆う毛も茶色。大きさは俺の二、三倍程か?でけぇ・・・腕が足より太く地面についてるし、手も大きい・・・というかゴリラの四足歩行みたいに手も使って走ってる。それは二人の人間を追っているようだ。息も絶え絶えの男女が視界を横切って・・・あ、気づいた


「へぐっ・・・うぐっ・・・!た、助けて!」

「ひ、人!?ダメだ!逃げろ!」


女の方と男の方で言ってることが逆なんですが・・・確かに、あれをどうにかできる気がしない。今回は縁がなかったってことで、俺も逃げ・・・


「っ!そこのお前【足止めしろ!】」

「な!?、今井さん!?何を!?」


・・・!?はぁ?・・・うし、まぁ任せとけ、足止めくらいしてやるよ。横切る二人と怪物の間まで駆け込み、怪物に向き合う。怪物は俺に何を感じたのか、様子を伺うように止まった。


「いいからほら!逃げるよ!死にたくないでしょ!」

「な、なんて事を・・・そこの君も早く逃げるんだ!」


わかってるよ、足止め終わったら逃げるよ・・・は?何で?俺が?


「グガルゲラ モルガグラ!」


・・・言語あんの?何語?ゲルガルガ語?わっかりません!ってわ!?堪え性ないな!


一息に距離を詰められ、その大きな右手を振り回す怪物


「ああもぅ!」”反応強化””脚力強化””思考加速”


あえて近づいて、振り回される右手の下をくぐるように避ける。こういう手合いは懐が一番安全だろ。脚力強化そのままに、怪物の右足をローキック気味に蹴る・・・か、かてえ!?え?攻撃が効かないって初めてだな。それでも威力はあるからか、怪物は体勢を崩しかけるも、地面についた左手を軸にしながら俺の後ろに回りこみ!?


「ぬあああ!」


怪物の方に向き直らずにそのまま前方に駆ける。


”ズドォォォン”


風を背中に感じたところで物凄い音と地響きが・・・後ろを見れば怪物の右手が半ば埋まってる・・・路面破砕しとるし・・・器物損壊だ!。え・・・え~?手を軸にするとか機敏すぎるだろ・・・攻撃力も脅威だが機動力も高いな。ん・・・ワニが肩を叩いてる


「たつ?聞こえる?近くで見てるけど交戦するの?大丈夫なの?」

「聞こえる聞こえる・・・いや、交戦するつもりなかったんだけど、足止めはしないといけないじゃん?」

「・・・誰の足止め?」

「へ?そりゃ・・・足止めは足止めだろ」

「大丈夫?誰もいないんだし逃げましょうよ!」


ん?そういや、誰のために足止めしてるんだよ俺は?・・・あれ?


「た、達也!前!前!!」


怪物が右手振り上げ・・・うおおおおおおお!?”腕力強化””腕部硬化”後は何だ・・・こ、”腰強化”!?


”ッズン”


「ぐ・・・ぬ・・・ぬううう、おらあ!」


両腕を使って受け止め跳ね飛ばす・・・表情わかりづらいが驚いてる?まぁいい、さすがに上体が浮きかけてるから左手を軸とか出来まい。・・・腰強化以外そのまま、右を中心に強化”手刀変化 右” ッピシ また、凄い音なりますね・・・ちらっと見れば何か黒くなってるぅ!?ええいままよ!穿て!俺の右手!


高さてきに体は狙えないので左足の付け根目掛けて一撃!


”ザシュッ”「グギャアアアアアア!?」


よっしゃ!貫いた!少し下がってと・・・皮一枚で繋がってる感じか?これなら逃げていいかな?っておい!?


「フゲ・・・ルガガアアアアアアア!」”ッブチン”「メゲボルア!」”ッブン”


いや、そりゃ取れかけてたけど!?自分で取るか!?そして投げるのか!?避け”反応強化”脚力きょ・・間に合わねえええ”ドカッ”痛ってええ、右肩にクリーンヒットだよ!折れた?いや、大丈夫・・・それより体勢が崩れ・・・っまず!?


体勢が崩れた俺に、足の一本なんぞ関係ないとばかりに、両手を使って距離を詰めてくる怪物・・・”脚力強化”距離を離すために飛ぶ・・・後ろに飛べる体勢じゃないから、左側に・・・


”ッガシ”「っげ!?」右足が怪物の左手に捕まる”ミシ・・・メキメキ”「あ゛あ゛あああああああああ」まってまってまって!?「おいこら放せ!」”メキメキベキベキ”ぐあああ”ベキベキ・・・ボキン!”「あ゛」右足が逝ったー!そのまま遠心力を利用しての叩きつけ・・・!いくら何でもそれは死ぬ!


”左足強化””左足強化”・・・「ぬあああ、放せええええええええ!」”ッズガン!”


怪物の左手を蹴りつける、衝撃で手は離れたけど俺は空の人である。”反応強化””思考加速”このままだと民家の壁にぶつかる感じか・・・ぬぁぁぁぁ!”腕力強化””腕力強化””腕部硬化”ぶつかる直前に壁をぶち抜き衝撃を相殺する。


・・・ぬ・・・ぐ・・・痛覚麻・・いや、余計なもんに回してる余裕はないな・・・怪物は左手が奇妙な方向に曲がってるがまだまだ元気そうだ・・・勘弁してくれ・・・


「達也!逃げれそうに無い!?私達の方で何かする!?」


あー・・・すぐさま飛び込んでピンチにならないだけで助かるんだが・・・


「逃げ・・・るのは無理そうだな・・・倒すしかないだろ・・・お前らまで来ると、本格的に詰むからで出来れば何もしないほうがいいかも」

「・・・そうかもしれないけど!でも!」

「まぁ任せとけって俺は男は男の子であるうちは、退かぬ媚びぬ省みずっていうし」

「言わないわよ!」


いやはや、痛みで視界が・・・足も一本だと体勢が・・・どうすんだよこれ、お前も見てるだけじゃなくて、留めさしにこっちこいや?動きたくないんだよ、動けないんだよ、お前はまだいけるだろ?


「グル・・・グガギ ルバア ゲギャ」


だから日本語で喋れ・・・


「グルアアアアアア!」


元気よくこちらに、右手と右足で器用に駆けてくる怪物君?さん?・・・”思考加速”・・・相手もこっちも満身創痍だな・・・ん?優奈!?


「達也!ゆうながそっちに!聞こえてる!?」

「こっちむけー!けむくじゃらー!」

「グル?」


何で来ちゃったかなぁ・・・すぐさま助けたいが・・・あいにく機敏な動きは無理・・・だけど、行くしかないのでケンケンで距離を詰め・・・肩越しに怪物が後ろを見やったところで




「今だ!ライ君!フラッシュ!!!!」”ビカアアアアアアアアア”「グギャアアアアアア!?」


いや、音はなってないけど光の衝撃?くらいの光が、怪物の向こう側から感じ取れるって・・・眩しいわ!何だってんだ!直接見たであろう怪物は目がー!目がー!状態で顔を両手で覆って・・・地面に蹲っている。

その向こうには親指をたててサムズアップしてる優奈の姿・・・まぁお仕置き・・・は勘弁しといてやる・・・静かな怒気を感じ取ったのかビクッとしてたけど、今は放置して・・・殺るか


ハシッテラレルカ”左足強化””左足強化”跳ぶ・・・大体10mは跳んだか・・・眼下を見やり右腕強・・・マドロッコシイ・・・”右腕変化”右腕が黒くなり・・・大きくなった、傍から見れば右腕だけ筋トレしすぎじゃね?状態だろう。・・・悪いな1:2の形になって・・・ブッコロセ・・・そのまま叩きつけるように怪物の背中に打ちつける。


・・・反省すべき点は威力も把握せずに、全力でかましたことだろう。近くに優奈がいるのに全力はまずかった。幸い当たらなかったからいいものを・・・怪物の破片が四散してる幅10m深さ2m程のクレーターを見やりつつぼやく・・・オイシソウ・・・おい、まて早まるな。


・・・怪物どころか穴があいたぞ、一応弾けることなく、下に全部押しつぶされてるようになってるから、全力でやったのは正解だったかもしれん・・・右腕は・・・黒い・・・鱗こそないものの完全に人の腕じゃない。右足痛い・・・”再生治癒””回復強化”・・・あ、腕戻った。


「たつくーん?大丈夫?」

「達也!?動ける?・・・志乃に異空間で運んでもらう?あれ?志乃?」

「たつ・・・たつ・・・」


上からは優奈の後ろからは美香の・・・すでに異空間でこっちに来て、しがみついている志乃の声を聞きつつ・・・俺は思うんだ








・・・足止めってなんだっけ?

明日も7時投稿だ、やっふー!予約じゃなくて出来上がり次第そのまま載せるべき?

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