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授業

夢…

俺は余り夢は見ない

理由は夢の代わりに過去の記憶が再生されるからだ


洋平「まだ俺は許されないのだろうか…」


俺は過去に5人、魔法を使えなくなるぐらいの大怪我を負わせた

いくら正当防衛でも罪悪感はある

俺はまだそれを許されてないのだろうか…




洋平「……朝か」


俺はベットから降りて机の引き出しを開けた

中には青い結晶がついたペンダントがある


リナ「何ですか?このペンダント」


洋平「小学生の時に着けてた拘束器具のような物」


リナ「このペンダントがですか?」


洋平「これを着けると極端に魔力が抑え込まれる」


俺は引き出しを閉めて、制服に着替えた

何かを察したのかリナは何も言わなかった


朝食を食べて、学校に行った

教室に入ると女子が数人話しかけて来たが軽くあしらって自分の席に座った


花音「洋平おはよー!」


洋平「あぁ、おはよー花音」


花音が話しかけて来た

するとクラス中が騒ぎだした


姫路「片桐…」


洋平「どうした姫路?」


姫路「わ…わたしも名前で呼んでください!」


さらにクラス中が騒ぎだした


洋平「…何で?」


姫路「名前で呼んで欲しいからです!」


洋平「他に理由は?」


姫路「…その子は名前で呼んでいるからです…」


洋平「…気がむいたらな」


姫路「よ…洋平君意地悪です…」

洋平「…わかった、み…深雪、これでいいだろ」


深雪「は…はい!」


何故か深雪は顔が真っ赤になった

そして嫌な視線を感じた

周りを見渡すと男子からは殺気、女子からは嫉妬の念を感じた


「授業始めるぞー」


先生が入って来た

するとさっきまで感じた殺気とかが無くなった

なんとも切り替えが早い奴らだ

そして深雪と花音は自分の席に戻って行った


「さっそくだが授業は闘技場で行う」


「えー」「まじかよ!?」「さっそく実戦かよ」「めんどー」


クラスの奴らと共に渋々闘技場にむかった

闘技場の中にある試合場まで行くと


「ではまず上級魔法を二十個使える奴、手を挙げろ!」


俺は手を挙げた

周りを見ると俺の他に手を挙げたのは2人だった

花音と…誰だ?解らん


「よし、ならお前とお前、前に出ろ」


あ、指された

仕方無いので前に出た


「お前ら、さっそくだが戦え」


洋平「え?」


「もう一度言う、お前ら本気で戦え、手ー抜くんじゃねーぞ」


鬼がいる!そこに鬼がいる!

仕方無い、相手の方を見ると……相手は女子でした…花音じゃなくて別の女子でした


洋平「…恨むなら先生を恨んでよ、知らない人」


???「し、知らない人!?貴方、私の名前を覚えてないと?」


洋平「覚えてない、むしろ誰?」


???「キー、私の名前は羽佐間小百合(はざま さゆり)、小百合様と呼びなさい」


洋平「…わかった、すぐに忘れるから」


羽佐間「ムキー、とことん私を馬鹿にして…覚悟しなさい!」


洋平「覚悟するのは羽佐間さんの方だ」


羽佐間「小百合様と呼びなさい!」


洋平「じゃあ提案だけどさ、羽佐間さんが俺に勝ったら小百合様って呼んでなおかつ下僕になってやる」


羽佐間「あら、いいのかしら?」


洋平「ただし、俺が1つの魔法だけで勝ったら、逆に俺に従え」


羽佐間「…理由を聞かせてください」


洋平「放課後、クラスの女子が血相変えて追いかけてくるから」


羽佐間「それを私に止めろと…いいですわ!その提案受けますわ!」


洋平「なら契約成立っと、先生みんなを避難させた方がいいですよ」


「よしわかった、おい!お前ら観客席に移動しろ!」


するとみんな一斉に観客席に移った

花音と深雪は心配そうな顔をしていたが…


洋平「じゃあ、始めようか」


羽佐間「いきますわよ、ファイア!」


俺は飛んでくる火の玉をかわして


洋平「免罪の印…」


足下に魔方陣が展開した

そしてすぐに俺は走った


羽佐間「何をする気か知りませんがさせないわよ、獄焔の炎よ、燃え上がれ、イグニート」


地面から無数の炎が出て来た

しかし、炎が出る前に小さい魔方陣が展開していたので避けやすかった


洋平「冤罪の印…」


再び足下に魔方陣が展開して

そしてすぐに走った


羽佐間「風よ、敵を刻め、エアスラッシャー」


羽佐間の前に魔方陣が展開してそこから風の刃が幾重にも出て来た

俺は立ち止まり


洋平「重罪の印…」


足下に魔方陣が展開した

すぐに横に跳んだが何ヵ所か掠めた


羽佐間「このまま切り刻んでさしあげますわ」


羽佐間が魔力をさらに注いだのか魔方陣から出て来る風の刃の数が増えた

俺はすぐに走った


洋平「有罪の印…これで終わりだ」


足下に魔方陣が展開して、それぞれの魔方陣が線で繋がった


羽佐間「なんですの!これは!?」


そう俺は羽佐間を囲む様に4つの魔方陣を展開していた


洋平「汝に裁きと天罰を、ジャッジメント!」


4つの魔方陣の内側の空中と地面に無数の魔方陣が展開して、空中にある魔方陣からはレーザーが出て地面にある魔方陣に当り乱反射した

そして魔方陣を繋いでる線の上で反射したレーザーはさらに反射した

さらに空中でも反射していた


魔法が消えるとぐったりと倒れている羽佐間がいた


洋平「加減はしといたが…大丈夫か?」


羽佐間「し、死ぬかと思いましたわ…」


洋平「リナ頼めるか?」


リナ「お任せください洋平様」


リナが羽佐間に近づき治癒魔法をかけた


羽佐間「…あ、ありがとう…ですわ」


リナ「終わりましたよ」


リナは羽佐間から離れ、俺の肩に乗った


洋平「ご苦労様」


リナ「いえいえ〜」


洋平「さて、羽佐間さん、約束守ってよ」


羽佐間「…わかりましたわ」


羽佐間は立ち上がり俺の前に来て片膝ついて


羽佐間「私は洋平様に従いますわ」


洋平「様は付けなくていいし、普通に接してくれない?」


羽佐間「え!?いいんですの?」


洋平「俺はただ…」


深雪「洋平君〜さっきの術教えて〜」


深雪が横から飛び付いてきた

俺はそのまま地面に押し倒された


洋平「教えないし、深雪には無理だー」


俺は力任せに深雪を引き剥がした


深雪「ちぇ、ケチ」


洋平「とにかく、これからよろしくな小百合」


小百合「さ、小百合!」


小百合は顔を真っ赤にして


小百合「こ、こちらこそ、よ、よろしくで、ですわ」


洋平「どうした小百合?顔が真っ赤たぞ」


小百合「な、何でもないですわ」


小百合は顔を背けた


洋平「ん?変な奴…」


そして先生とクラスの人達が試合場に戻って来た

授業はまだ続くみたいだ

詠唱のセリフが全然いいのが思い付きません

それから羽佐間小百合のセリフで『私』は『わたくし』と読んでください


更新スピードは変速気味ですが理由はリアルが忙しいからです

主に試験対策で…


そんな訳でこれからもよろしくお願いしますノシ

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