模擬戦闘
まだヒロイン達は出ません、スイマセン次の話で出すつもりです
夢…いや、これは過去の記憶か…
とても嫌な記憶、俺が本気で魔法を使わなくなったきっかけ…
洋平「俺はあの時、俺が使える最も強い上級魔法を使い、生徒5人を病院送りにした…」
そう…俺はこの日から下級魔法しか使わなくなった
洋平「ん…朝か…」
リナ「おはようです洋平様」
洋平「おはよう、リナ」
俺は光の精霊であるリナを見て
洋平「昨日は気にならなかったが服はある程度あるのか?」
リナ「2、3着ほどありますよ」
洋平「そう…欲しくなったら言えよ、安物なら買えるから」
リナ「ありがとうございます、洋平様」
洋平「とりあえず、学校に行く準備だ、リナの制服は昨日渡したよな?」
リナ「はい、それでは着替えて来ます」
そう言ってリナは俺のベットの近くに置いてある少し大きめの箱に入って行ったその箱がリナの寝床や着替える所になっている
俺は制服に着替え、リナが出てくるのを待った
少しするとリナが学校の制服を着て出て来た
リナ「洋平様…変じゃないですよね?」
洋平「大丈夫、ちゃんと着こなせてる」
リナ「ありがとうございます」
そしてリナは俺の肩の上に乗った
どうやら俺の肩に乗るのが気に入ったらしく、移動する時は自分で飛ばす俺の肩に乗る
俺は朝食を食べて学校にむかった
校門に人だかりが出来ていた
理由は簡単、今日クラスを決める模擬戦闘があるからである
そして対戦の組み合わせが校門に貼り出されるからである
洋平「一応見とくか」
リナ「人が沢山いますけどどうやって見るんです?」
洋平「リナが飛んで見てくる」
リナ「わかりました、洋平様とその相手の名前を見つけて来ます」
洋平「見るのは俺の名前と何回戦に出るのかだけでいい」
リナ「わかりました」
リナは飛んで行き、すぐ戻って来た
洋平「意外と早いな」
リナ「いえ、洋平様の名前が上から三番目にあったからです」
洋平「となると第三試合目か…いつも通り手を抜いて負けるとするか」
リナ「え?勝たないんですか?」
洋平「下手にこれ以上注目を集めたくない」
俺はグランドの横にある闘技場にむかった
闘技場には試合場と観客席の間に特殊な結界が張られており、試合をする者は遠慮なく魔法が使える
「お前が俺様の対戦相手か?だとすると俺様はついてるなこんな雑魚が相手だとは、ガハハハハ」
誰だこいつ…あぁ俺の対戦相手かと思いながら内心非情に腹がたっていた
「だいたい何でお前のようなクズがこの学校にいるのかが解らんな〜下級魔法しか使えない雑魚が」
プチン、俺の中で何かが切れる音がした
男が笑いながら去って行くと
洋平「気が変わった、あいつ瞬殺する」
リナ「えぇ、私も頭に来ました」
洋平「リナは試合中は俺から絶対離れるなよ」
リナ「何でです?」
洋平「試合になれば解る、とにかく離れるなよ」
リナ「わかりました」
俺の順番はすぐに来た
俺は試合場に出て、試合開始の合図を待った
目の前には何か言っている対戦相手がいるが気にしない
そして対戦開始の合図がなった
相手が拳に炎を纏わせて接近してきたが俺の所まで来ることはなかった
なぜなら相手の両手両足は氷漬けになっているからである
「な!?」
相手が驚くのは魔法の属性に氷はないからである
氷は水と風をうまく組み合わせるとできるが、これは上級者がすることである
さらに俺はそれを無演唱でした
俺はすかさず演唱を開始した
洋平「万物の根源たる四つのエレメント、我に仇なす敵を滅せよ…」
「なんだこれ!?」
相手の四方向に球型の四大の魔方陣が出て来た
洋平「エレメントボム」
俺はすぐに自分の目の前に結界を張り、そして相手の周りに飛んでいた魔方陣が光だして重なり凄まじい位に爆発した
結界を解いて試合場を見渡すと爆心地を中心に地面がえぐれていた
観客席は静かになっていたそして教師の人達が慌てて対戦相手を回収した、おそらく病院に移送されるだろう
そして試合終了の合図がなった
結果的戦闘はすぐに終わった
俺はすぐに試合場から出た