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迎えに行く準備

久々の投稿


愛梨視点です

お兄ちゃんが居なくなって1週間が経とうとしていた

お父さんは飛ばされた世界の特定は出来ていると言っていた

今はこっちの世界に引き戻す為の準備をしていた


愛梨「お父さん、私も何か手伝うことない?」


琢磨「ん〜、京子がほとんどしてくれてるから、愛梨にはないかな〜」


愛梨「…そう」


琢磨「愛梨は洋平が帰って来たときに笑顔で出迎えてやれ、…さてと、そろそろ終わらせんと京子に何されるかわからん」


そう言うと再び作業に戻った


愛梨「……」


自分の部屋に行き、寝ることにした

お父さんの言う通り、笑顔で出迎えるために、疲れた顔にしたくないから…





???「出来たー!」


愛梨「え!なに?」


朝、誰かの大声で目を覚ました


愛梨「誰…朝から大声出して…」


まだ眠気が残っているが、それを我慢して声が聞こえた方に行った


琢磨「よし、あとはあの場所でこれを発動させれば…」


声の犯人はお父さんだった、よく見れば目の下に隈が出来ている

寝らずに作業をしていたのだろうか


琢磨「ふぁ〜、ん?愛梨か…喜べ、今から洋平たちを迎えに行くぞ」


愛梨「え!今から!」


眠気が一瞬で吹き飛んだ

部屋に急いで戻り、洋服棚を開いた


愛梨「えっと、これと…」


鏡の前で格闘中…


愛梨「よし!これとこれに決めた!」


服を決めて、寝癖も直し、リビングまで行った


愛梨「お父さ…ん?」


そこには台に顔を伏せて寝ているお父さんの姿があった

今はそっとしておこうと思ったが…


京子「起きなさーい!」


琢磨「ぐぶっ」


お母様により叩き起こされた


京子「私が寝てないのに寝るなんて、いい度胸してるわね〜」


よく見れば目の下に隈が出来ていた


琢磨「いや、あの〜、これは…」


京子「問答無用!」


琢磨「ギャーー!」


鬼の形相で迫って行き、一瞬でボコボコにした





琢磨「…場所はこのあたりで…」


ボロボロの状態で作業を始めていた


琢磨「よし、始めるぞ」


お父さんの足下に魔方陣が展開した

そして手を前に出すと、地面のとは違う魔方陣が展開した

お父さんはそれに向かって歩いて行き、消えた


京子「さて愛梨、琢磨が展開した魔方陣を維持するわよ」


そう言うとお母様は地面の魔方陣の上に立った


愛梨「え?どうやって?」


やり方がわからなかったので聞いてみた


京子「魔方陣に魔力を一定量流し続けるのよ」


愛梨「わかった」


魔方陣の上に立ち、魔力を流した


京子「琢磨が戻ってくるまで我慢よ」


愛梨「うん」


最初は普通に立っていたが次第に足に力が入らなくなっていき、少しふらついた


京子「多分もう少しだから、頑張りなさい」


愛梨「まだ…大丈夫」

自分に言い聞かせながら魔力を流した



どれぐらい時間がたったかわかないが、魔力を流し続けてると、お父さんが消えていった魔方陣が光出した


京子「…愛梨、御苦労様、琢磨たちが帰って来たよ」


それを聞いて、私はその場に倒れ込んだ

魔力の使いすぎで疲労感が体中にあった


???「愛梨!?大丈夫か!」


誰かに抱き上げられ、抱き上げた人物の顔を見て、涙を流しながら


愛梨「お帰り、お兄ちゃん」


抱きついた




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