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テスト2

洋平「と言うことで、次は花音が出てくれ」


花音「え?」


洋平「聞いてなかったのか?」


花音「ごめん」


洋平「いろいろ省略すると、次は花音が出てら面白い展開になるだろう、ということだ」


深雪「洋平君、省略しすぎです」


花音「アホらしい理由だね」


洋平「一応考えてはいるんだけど、確実って訳ではないからな」


花音「考えってどんな?」


洋平「もし仮に次を黒谷さんと三枝さんのペアを出して負けたとする、そして花音を最後に出すとおそらく小百合が出てくる、そうすると花音が負ける可能性が高くなる、ていう考え」


花音「どうして私が負ける可能性が高くなるの?」


洋平「理由は小百合の得意属性はおそらく風だろうと思うからだ」


花音「むぅ〜」


洋平「まぁウルとの特訓をうまくいかせたら勝てるだろうから、勝てよ」


花音「負けたら?」


洋平「ウルとミッチリ反省会をしてもらう」


花音「勝ってくる」


花音は慌てて試合場に出た

そんなに苦手なのか?ウルのこと…


花音「洋平の予想があたるなんて…」


花音の対戦相手として出て来たのは小百合だった


小百合「貴女には悪いけど、勝たせてもらいますわ」


花音「こっちも勝たないといけないから、勝たせてもらうよ」


試合開始の合図が鳴ると同時に花音は地面を踏んで土の魔法を発動させた

小百合の後ろから石の槍が出てきて小百合に当たった


小百合「いたた…いきなりやってくれますわね」


花音「これで終わり」


花音がおもいっきり地面を踏むと小百合を囲むように岩の柱が出てきた


花音「裂いて、溢れる怒りの鼓動、グランドダッシャー」


小百合「甘いですわ」


花音の魔法が発動する前に小百合は岩の柱を風の魔法で切り裂き、魔法を回避した


小百合「舞い、踊りまさい、ワルツ」


花音「え!きゃ!」


花音が足払いでもされたような転び方をしたと思いきや、体は浮いたままで空中で右や左にまるで踊っているような動きだが、動く度に傷が増えていた

おそらく浮いた相手を左右から風で攻撃する魔法だろう

花音の足が地面についたときにはすでに花音はボロボロの状態だった


小百合「これで終わりにしますわ…裂いて、散りなさい、エアスラスト」


花音「…まだ、終わりじゃない」


花音はギリギリのところで回避したが、足はふらついていた


花音「もう逃がさないから…、そこにあるは絶対の歪み、グランドアッシュ」


花音が発動した魔法は小百合の周囲から徐々に地面が泥状の何かに変わっていき、小百合の足下までなると小百合の足が沈んで身動きがとれない状態になった


花音「さっきのお返し…」


花音が呟き、地面を踏むと小百合の周りの地面から石の槍が次から次に出てきて空中に浮いていた花音と同じような状態になった


花音「これで終わり、ロックシュート」


花音が右の手のひらを前に突き出すと魔方陣が展開しそこから大きめの丸い岩が弾丸のような速さで出てきた


小百合「そうわさせませんわ、切り裂け、エアカッター」


飛んでくる岩を小百合は風で防いだ


花音「ツメが甘いよ」


花音が地面を踏んで言った

すると小百合の後ろから岩の柱が小百合に直撃して、小百合は少し飛んで地面に落ちた

そして小百合は動かなくなり、この試合は花音の勝利に終わった





洋平「花音、大丈夫か?」


俺はリナに回復を頼んで花音に話しかけた


花音「なんとか大丈夫…けど洋平、お姫様抱っこで運んで〜」


洋平「わかったから抱きつくな」


俺は抱きついてくる花音を引き剥がしつつ、リナに小百合の回復も頼んだ

そして花音をお姫様抱っこで運ぶと何故か冷たい視線で見られた


深雪「試合中に攻撃を受けるべきでしたね」


相澤「…私もそう思う」


深雪と相澤さんがなにかこそこそ話しているが全く聞き取れなかった

俺は花音を下ろし


洋平「先生、これでこっちのチームの勝ちです」


「そうだな、悔しいが負けを認めてやる」


これであとは大会だけだと思っていると


「片桐とその他の5人は団体戦に出場決定だな」


先生の趣味は俺の悩みの種を増やすことですか?と聞きたくなったが、抑えた


花音「洋平、どうゆうこと?」


深雪「どうゆうことですか洋平君?説明してください」


相澤「…説明を求める」


三枝「理解できるように言って」


黒谷「わかるように説明してください」


洋平「つまり、近々行われる大会に俺は個人と団体、みんなは団体で出ることになるらしい」


「学校の名声を賭けた大会だからな、しっかり優勝してこいよ」


そんな大事な大会なのかよ?!


洋平「大会の説明を受けてませんが、どうゆう大会なんですか?」


「ならば説明してやろう、この大会は我が校を含む三校の間で行われる大会だ」


規模小さくね

だとすれば、個人戦は3人で、団体戦は18人しかいないぞ


「それと言い忘れていたが個人戦に出場させる人数に制限は無いが、我が校は1人しか出場しないことになっている」


洋平「そうですか〜」


つまり俺は不特定多数の相手がいるのかよ


「あと団体の出場人数の上限は10人だから、片桐、必要なら選抜はお前がやれ」


洋平「わかりました」


「規模が小さいからといって、気を抜くなよ」


洋平「わかりました」


その後もいろいろ言われたが正直どうでもよかった




洋平「と言うことだから各自頭に入れとけよ」


深雪「わかりました」


花音「わかった」


相澤「…了解」


三枝「わかりました」


黒谷「わかりました」


俺は団体戦でのルールを伝えて解散にした




愛梨「お兄ちゃん、お風呂沸いたから先に入って〜」


自室でくつろいでたら、いきなり部屋のドアを蹴り開けて愛梨が言ってきた


洋平「俺はやることあるから愛梨が先に入れ」


愛梨「どう見ても何もしていないじゃん、だから先に入って」


ここで言い負けて先に入ると風呂場で裸の愛梨とご対面することになる


洋平「実は今新しい魔法を考えているんだ」


愛梨「じゃあ何でベットに寝そべってるの?」


洋平「陣を展開しすぎて疲れたからだ」


愛梨「リナは何をしていたのかな?」



リナ「え〜と、洋平様がくつろいでいらしたので、リラックスできるように癒し系の魔法を唱えてました」


洋平「バ、それを言うな」


愛梨「お兄ちゃん、嘘をついたらいけないんだよ〜」


洋平「ちょっ、その包丁どこから出した?!」


包丁片手にクスクス笑っているが目は笑っていなかった

非常に怖いんですけど…


洋平「わかったから、包丁をこっちに向けるな」


愛梨「じゃあ、ちゃんと先に入ってね♪」


愛梨は満面の笑みで部屋を出て行った

逃げ場が無いと諦めた俺は最後の悪足掻きとして、風呂に入る前に愛梨を縄で拘束してから入った





新年最初の投稿です


ちょこちょこ書いてはいるんですが、途中で行き詰まってしまいます

最初の頃はスラスラ書いていたような気がしますが、今はネタがネタが〜、って悩んでいます


投稿が不定期になっていますが



今年もよろしくお願いいたします

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