表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/22

テスト


今回は短めです

母さんによるスパルタ特訓から2日たち

今日は俺が教えてる5人のテストがある日だ

場所はもちろん闘技場、内容はまだ知らされてない

そのため俺から5人には何もアドバイスはできなかった


洋平「試験内容がわからない以上、俺からは何も手助けをすることはできない、まぁ俺の手助けは不必要だろうけどな」


花音「当然」


深雪「大丈夫です」


黒谷「当たり前です」


相澤「…大丈夫」


三枝「やってみせる」


緊張はしてるだろうが、5人の気合いは充分にあった


「それじゃぁテストの内容を伝えるぞ」


授業が始まり先生が前に出て言いはなった


「片桐が教えた5人にはこっちが選んだ5人と闘ってもらう、チーム、個人どちらでもいい、トータルでの勝ち数が多い方が勝利だ」


つまり、一対一、二対二、三対三、四対四、五対五の勝負ができるが五対五だと一回の勝負で終わって、一対一の勝負をすると試合に出せる人数は残り4人になる

変則的な試合形式だな

一度に出す人数はこっちで決めていいみたいだが、さてどのように組むか…


洋平「深雪と三枝さんは他のメンバーと組ませた方がやりやすいだろうな」


深雪「え?出る人は洋平君が決めるんですか?」


洋平「一応みんなの実力は把握してるからな」


花音「でもどう組むの?」


洋平「俺の考えは、二対二を二回やって、一対一をやる、で組合せだが、相澤さんと深雪、三枝さんと黒谷さん、最後に花音」


花音「じゃあ、それでいこ」


深雪「そうですね」


黒谷「頑張りましょう」


相澤「…異議なし」


三枝「足を引っ張らないように頑張ります」


洋平「じゃあ、最初に深雪と相澤さん、行ってきて」


深雪「わかった」


相澤「…行ってくる」


2人は試合場に出た

すると向こうからも2人出てきた、2人とも男子生徒だった


「なぁ、もしかしたら試合中に絶対領域が見えるかもしれないぞ」


「まじか!俄然ヤル気が出てきたー」


あの2人は何を言っているのかわからんが周りの反応を見るとどうやら女子に喧嘩を売るような発言だったらしい


深雪「相澤さん…殺るよ」


相澤「…同感、女の敵は排除する」


試合開始の合図が鳴り、深雪は詠唱を始めて、相澤さんは無詠唱で魔法を出して斬り込んだ

相澤さんの攻撃を避けた方向が悪かった2人は互いにぶつかった


深雪「…敵を捕らえる檻となれ、アクアゲージ」


深雪はすかさずぶつかった2人を水の檻で捕まえた

空中に水の塊が二個浮いていて男子生徒2人は顔だけ水から出ている状態だ


相澤「…こんなのはどう?」


相澤さんは浮いている水の下に火を出した、火力が強いのか火の色は青かった


「アヂィアヂィアヂィ」


「熱い熱い熱いギャァァァァァ」


火力が強いなら直ぐに沸くよな普通、2人はジタバタもがいているが深雪が出した檻から出られないみたいだ

さすがに湯で上がる前に先生が2人を救出して、この勝負は深雪と相澤さんの勝ちになった




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ