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いい知らせと悪い知らせは紙一重

結局のところ今日あった授業は全部同じだった

ただ違うのは先生だけでやっていることは同じだ

見てて悲惨だった

先生たちの教え方が徐々にスパルタ式になって、生徒は次々倒れていった

先生たちはおそらく近々あるという大会で勝ちたいんだろう

俺にも火種が飛んで来たし…

そして大会の出場を断ろうと校長室に行けばすでに出場が決定していた…本人の意志は無視かよ…

俺は個人、団体の2つに入れられていた

本当勘弁してください

俺はリナに励ましてもらいながら家に帰ると封筒が2つ届いていた


洋平「あ、母さんからだ、こっちも母さん?なんで2つに分けた…」


俺は家に入り、封筒を開けてみた

一通目は現在地と今の状況といつ頃帰るか書かれていた


洋平「ん?写真も一緒に入っていたか」


写真は二枚あり、一枚目は母さんが何かに座っていた、二枚目は倒れたドラゴンが写っていた


洋平「ん?裏に何か書かれてる」


写真を裏返すと母さんの字で


『洋平へ、ドラゴンと遊ぼうと巣に行ったら大歓迎されたので、つい巣に居るドラゴン全滅させちゃった♪もう少しで帰れるからそれまで待っててね〜 最愛の母より』


チョット待てドラゴンの巣って…基本的ドラゴンの巣には成竜が五、六頭いたはずだぞ

一頭でもかなり強いのに、あの人は全滅させたのかよ…

そう言えば親父のこと書かれて無かったな…

俺は二通目を開けた、手紙と写真(大量)が入っていた


洋平「え〜となになに〜、『最愛のお兄ちゃんへ…』って!俺に妹はいなーい!」


俺は思わず手紙を縱半分に破ってしまった

すると突然魔方陣が出現し、女の子が出て来た


???「ふぅ〜、ん〜」


出て来た女の子は周りを見渡し、そして俺をじっと見つめ


???「お兄ちゃ〜ん、会いたかったよ〜」


飛びかかって来た

俺は思わずそれを避けた

女の子は床に顔面から着地した


???「ふふふ、さすが私のお兄ちゃん、冷たい…でも冷たくされるとゾクゾクする♪」


コイツ…マゾか!てかさっきから俺のことをお兄ちゃんって呼んでることは…

俺は破いた手紙をくっ付けて読んだ


『最愛のお兄ちゃんへ 初めまして、私は貴方のお母様に拾われて、貴方の妹になりました、自己紹介などは会ったときにします、それまで楽しみにしていて下さい 妹より PS 早く会いたいので手紙を破ると移動形式の魔法が発動するようになってます♪』


んなバカなー!なに拾ってんだよ、家の母さんは!

てか破いたら発動するってぜってい親父の仕業だな

こんな悪知恵働くのは親父しかいない


???「お兄ちゃん、どうかしたの?」


洋平「はぁ〜、取り合えず君が俺の義妹ってのは認める、あの人ならやりかねないしな…」


俺は自分の母親に頭痛を覚えた


???「わーい、私、愛梨、よろしくねお兄ちゃん」


洋平「わかった、愛梨な、俺は…」


愛梨「知ってるよ、洋平お兄ちゃんだよね?お母様から写真を見せてもらったり、色々聞かせてもらって憧れてたの〜」


ダメだこの子、母さんにすでに毒されてる

母さん、俺のことを第一に考える人だしな〜、この事知ったら母さん、血眼になってボロ雑巾になった親父を引きずって帰ってくるだろうな〜


ドドドドドドー


そうそうこんな足音たてながら……って、え?


ガシャーン


リビングから玄関のドアが横切るのを目撃した


???「はぁはぁはぁ、洋平ちゃ〜ん、愛しのお母様が帰って来たわよ〜」


え!母さん!早い!手紙にあった場所からここまで普通二、三日かかる距離だぞ、母さんの本気怖!


洋平「お、お帰り母さん、ずいぶん早かったね」


俺はリビングから顔を出し、帰って来た母を見た

俺の母、片桐京子(かたぎり けいこ)は俺が知る限りこの世で最強の人である


京子「ふふ、この人のせいで急に洋平ちゃんが心配になったの」


母さんの手には大量のお土産と生きているかどうか判らない親父が握られていた

俺の父、片桐拓磨(かたぎり たくま)は母さんの下僕で俺に何かする度に母さんに半殺しにされている

一応、俺より強い


愛梨「お母様、そのボロ雑巾のようになったゲスはどうしたんですか?」


親父…早くもゲス呼ばわり


京子「ふふ、このゲスはね私の許可無く、愛しの洋平ちゃんのところに愛梨を送り込んだからこうなったのよ」


あぁ〜、やっぱり手紙の仕掛は親父の仕業か


京子「同封した私と愛梨の写真(母多め)だけでいいのにね」


洋平「親父〜生きてるか〜」


俺はもはや虫の息の親父をつついていた


京子「洋平ちゃん、そのゲスをつつかず、私に構って」


洋平「母さん、一応あんたの夫だぞ……リナ頼んだぞ」


リナ「任せて下さい、洋平様」


京子「あら、懐かしいわね、光の精霊なんて、洋平ちゃんが召喚したの?」


洋平「始業式のときにね」


愛梨「綺麗〜」


リナ「終わりました」


リナは俺の肩に乗った


京子「サンドバッグにして、引きずって来たのに傷がもう無くなっているわね」


母さん…容赦ない

親父はよくこの人と結婚したな


京子「あ、そうだ洋平ちゃん、言い忘れてたけど、愛梨と洋平ちゃん同い年だから」


洋平「…は?」


今なんて言ったこの人

愛梨と俺は同い年だと!

どこのラブコメだよ!愛ははないけど…

改めて愛梨を上から下まで見てみた

髪は黒で、ツインテール

背は低くて、ボン、キュ、ボン

完全に発育のいい年下だと思ってた…


京子「愛梨は明日から洋平ちゃんの通っている学校に行かせるから、今から校長に会って来るわね」


母さんはお土産を愛梨に持たせて、親父を掴んだまま行ってしまった…


愛梨「明日からよろしくねお兄ちゃん♪」


愛梨は笑顔だが、俺はこれからの学校生活が不安でしょうがなかった




ジャンルにある『ハーレム(予定)』をどうしようか最近悩みはじめた、どうも凰火です

二作品同時進行させている為かネタがよくごちゃ混ぜになるんですよ(´Д`)

で結局、まっいいか、て思ってしまい、中々書き上がらない状況がはじめの頃よくありました


以上テスト勉強で疲れて思わず思い出した内容でしたノシ

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