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孤独と

作者: 森 go太
掲載日:2026/10/03

 何故俺はこんなにも孤独を感じているのか


 人間の顔が何にも印象付いていない。虚構とお喋りをしていた様な感じだ。昨日あそこにいた人は、本当に存在していたのか?本当は全部夢だったんじゃ無いのか。今俺がいるこの世界は全部夢で、ふと気を抜いたら、消えてしまうんじゃ無いのか。そんな儚い結末を勝手に作り上げる俺は、一体何がしたいんだろう。俺は何のために今ここにいるんだろう。

 どうせいつかは消えてなくなってしまうのにな。


 誰とも一緒にいたくない

 いたくないのに

 何故こんなに寂しいのだろう


 人の温もりが恋しいけれど、そんなものは手に入らないって分かっているから、今更もう求めたくない。俺が拒絶しているんだ。人の温もりを求めれば求める程に人は離れていって、そして誰もいなくなってしまうことが明白だから、だからもう求めたくないんだ。俺は俺の世界の中で、孤独に生きていって、その世界を無限に肥大化させていくしか無いんだ。そうして肥大化し切った世界が飛び出て、俺の肉体が飲み込まれた時、

 初めて本当の俺が完成するのだろう。


 何故こんなにも

 つまらない事ばかりに捉われて

 本質を見失っている人間ばかりが

 世の中を回しているのだろうか


 人間がゆとりを持てなくなったのは、いつから?どうして自分の身ばかり守ろうとして、社会を窮屈にする?赤の他人であれば、どうなっても知らない?自分と関係の無い人間はロボットみたいなものか?どれだけ雑に扱っても壊れないとでも思っているのか?違う筈だ。誰もが分かっている筈だ。それなのに目を背けているんだ。社会の規範に則って、出来損ないを断罪するシステムを作り上げてしまえば、後は自分の動き方が明確になるから、ただその先にある悲鳴や慟哭にだけは目を背けて、それに従っているんだ。ちゃんと罪悪感を感じているか?俺は感じている。そんな社会を変えるにはどうしたら良い?未来を良くするにはどうしたら良い?

 どれだけ考えても、結局俺はこうして行動せずに言葉を紡ぎ続けるしかできなかった。

 こんな俺に何ができる?


 この世界で長く生きるためには

 何かを捨てていかなくてはいけない

 一つ大切なものがあればいいと人は言うけど

 結局俺は過去に捨てたもののことが

 ずっと脳裏にこべりついて離れず

 時折主張をしてきて

 そのストレスが積もりに積もった時に脳死をしてしまうから

 だから俺はいつまで経っても

 中途半端な人間なんだよな


 どうやったら全部を救えるのだろう。

 自分も、他人も、全部を救う方法なんて、この世にあるのだろうか。

 無数の価値観が絡まり合って複雑化しているこの世界において、全部を救いたいと思ってしまう俺は大馬鹿か?そんな力も勇気も無いのに、ただ勝手に理想を掲げるだけ掲げて、結局何も出来ずに自暴自棄になって自分を傷付けてしまう俺は間抜けか?もっと上手くやれば上手く生きられて、最期に幸せな人生だったと言えるか?

 なぁ、今も心のどこかで誰か教えてくれよと思ってしまっている俺は、

 本当に情けないな。


 深い霧の中で

 私は生きています

 どうやったらまた再び

 太陽の光の下で生きられるのか

 その答えを求めて

 彷徨い続けています

 自分だけが、

 自分だけが霧の中を抜けると、

 そこには何も無い気がします

 私と一緒に今も霧の中を彷徨い続けている数多の旅人たちも

 一緒に連れていってあげたいのです

 その希望が叶う目処は立っていません

 今はまだ

 しかし私はーー俺は。


 俺は諦めたくない。

 深い霧の中で、それをかき分ける手を、

 俺は死ぬまで動かし続ける。

 難しい。

 生きることは、本当に難しい。

 だけどみんな、

 生きような。

 俺、もっとみんなを救えるような作品を創れるように

 頑張るから。

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