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joker 切り札と輝き  作者: 橘 光


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急遽と救出

不規則ですが第二話の投稿でございます。

短めの話になっておりますので、ぜひ楽しんで読んでいただけると幸いです!

帝国のメイクランプによる銀河連邦への襲撃事件であるディセイブレイドデイ。連邦の復旧作業も終わりに差し掛かったところである。



総司令長であるルーブ・クレッシェンド。

まさに司令長と言うだけあり、性格がよい。誰とでも合わせらる。連邦内では、良い上司として有名である。

そんな彼の元に勢いよく近づいてきたのは、

[TP:HC ML04(CC:WB{original})]と言うメイクランプ。コードネームJOKER。

「その感じだと、何か言いたいようだな」とルーブ

「その通りだ。やはり橙花を救うべきだと思う。」とジョーカー。

状況は芳しくない。連邦は今や戦力という戦力はほとんどなく、この状況では大きな行動を起こすのが難しい。エリート部隊の戦力では歯が立たないことも確認できている今、新型メイクランプ開発、強化の必要がある。

「正直私も救出を選択したい。だが状況が状況だ。心配なのは私もそうだ。もう少しの辛抱だ」とルーブはジョーカーの肩を叩く。

「橙花は過去に帝国によって人体改造されている事実。その目的も定かではない今、橙花の身はとても危険ですよね。帝国は橙花の奪還のために動いていました。今、橙花に夢中の内に排除すべきです。連邦の戦力も橙花なしではまずいと思いますが、」とジョーカーは訴えかける。

「こちら考案部。襲撃事件で破損したメイクランプは全て電波攻撃を受けており、回復は難しいかと。資材補給艦の本数も増やし、生産ラインも増やしていますが、連邦としての修復作業は困難を極めます」とルーブの無線機へと通信が入った。

「とのことだ、」とルーブはジョーカーを見つめる。

「僕だけでも…」とジョーカーは覚悟を決めると

「更に認めることはできないな」とルーブはジョーカーを止める。

「今君が1人で出撃したとして、橙花を救出できる確率は極めて低い。」

「では私と組まないか?」とジョーカーへ投げかける。

「あんた、いいのか」ジョーカーは尋ねる。

「もう少し待てと言ったのだがな、仕方がない。押しには弱いんだよ。困った部下だな」とルーブは言う。

「らしくないな、」とジョーカー。

「本部長官の許可をとりにいく。神崎を読んでおいてくれ。ここの指揮を彼女に任せよう」と言うと、ルーブは長官室に歩いて行った。

「神崎か」と言うとジョーカーは神崎のいる研究室へ向かった。


「また失敗よ、」そう落ち込む女性こそ神崎である。

「神崎。これ食うか」とジョーカーはキャラクターのシールが付録されているお菓子を渡す。

「ありがとね!もう何日かずっとこの調子だったから気分上がるわ!」と喜ぶ神崎。

「司令長が長官室に来て欲しいとさ」と要件を伝えるジョーカー。そうすると、“がんばれ」と言い放ち、その場を立ち去った。 

「こわいな、」と神崎は少しだけ不安を感じる。すると、手元に持っていた付録を開ける。

「お、初めて推しが来た。何か嫌な予感ね」と神崎。




「この惑星に戦力がないのはわかるが、パスワードを変えたフィーリングシールドが展開されている。私はルーブ君の意見を認めない理由がわからないよ」とすこし笑いながら言う佐藤長官。

「では、この作戦の実行許可をいただけますか?」とルーブは質問する。その時であった。扉へノックをし、「失礼します」と声を上げた神崎がいた。

「神崎、来てくれたか」と安堵したルーブ。

「ご用件は何でしょうか、?」と少し不安な神崎。

「ちょうど君の話をしていた所だ。ルーブ君を橘橙花救出作戦に送り込む予定でな。その間の臨時司令長に任命したいと言う話だ」と佐藤長官。

「えっ、私ですか?」と慌てふためく神崎。

「そうだ」と長官。

「私でよければ、全力でやらせていただきます!」と意気込む神崎。

「そう言う所が君のいい所だ!頼んだぞ」と本部長官。

神崎はルーブを見ると、優しい雰囲気を感じた。



「どーーーしよう!勢いでいいって言ってしまったけど、私でほんとにいいのかな、どーしよう」と一息で弱音を吐く神崎。

「まぁそう焦るな神崎。今まで教えたことがある。それに臨時だ。気にするな、私は死なない」と少し笑うルーブ。

「ありがとうございますー。こっち頑張るんで、頑張ってください!」と神崎。

「ありがとう。では気をつけてな」とルーブは歩いて行った。

ルーブが見えなくなった頃、神崎は何かを思い出した。

「あ、研究終わってない!まずいまずい」



通信機の音が鳴る。

「はい、こちらジョーカー。司令か。どうした?」と返すジョーカー。

「作戦実行の許可が出た。フライトスパイラー格納庫へ来てくれるか?そこで作戦の概要を話す」とルーブは言う。

「さすが。では今からそちらに向かう」と言うとジョーカーは通信を切り、格納庫へ向かう。



「スパイラーは2機でいく。考案の調査結果として、惑星トラスにいる可能性が高いと言う情報だ」とルーブ。

「トラスか、確か連邦研究施設があったところか」とジョーカー。

「最近帝国の侵入を感知したらしい。現地の職員に調査を依頼したが、返事がなかったらしい」とルーブ。

「全滅か」とジョーカー。

「そこからの行動は臨機応変に対応していく」とルーブが言う。

「らしくないな。とりあえず向かうとしよう」と言うとジョーカーは自身のフライトスパイラーに乗り込む。操縦席のドアを開け、中へ入る。

「オカエリナサイ」ジョーカーの戦闘機操縦の補助や機械ハッキング、情報収集など幅広く活躍できる的確なアシストロボットである。

「相変わらずお堅いな、」とジョーカーは話しかける。

「ハイ。キカイデスノデ。」とマブは冷静に答える。

「そう言うことじゃねぇ」笑いながら軽くマブを叩く。

「マブ。今回の行き先はわからん。とにかくルーブの後ろに続いて操縦してもらえるかい?」とジョーカーは先ほど軽く叩いた部分優しく撫でながら言った。

「モチロンデス。リョウカイシマシタ。」マブは操縦モードに入る。

「そう来なくっちゃ」ジョーカーはマブを軽く叩く。



戦闘機は進み続け、トラスに到着した。



「マブ、頼むぜ。着陸は優しくしてくれ、」と腰を抑えながら言うジョーカー。

「マブに罪はない。マブに不満があるならそこは君が操縦すべきだ」とジョーカーに言うルーブ。

「それはそうだ。すまんなマブ」軽くマブを撫でながらそういうと

「ダイジョウブデス」とマブは返事をした。

「ここからはどうすればいい?」とルーブに問いかけるジョーカー。

「私についてきてくれ」と言うと、ルーブは地図を見ながら歩き出す。その後を追うジョーカー。



「あそこだ、」とルーブが言う。

「まだ距離があるな」とジョーカー。


不穏な空気。木々が生い茂る道の先には落ち着いた様子のイーヴィルがいた。

プロローグはお読み頂けたでしょうか。プロローグから話が進展し、救出作戦を実行してた2人。この先何か悪いことがあるのでしょうか。

次回「不思議な機会一つ」は、

2025年11月28日 17時頃の投稿を予定しております!

読んでいただけると嬉しいです!


別件ですが、橘橙花の同級生である、とある人物のサイドストーリーを公開予定です。また日時が決まり次第お伝えします!

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