表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/5

夢現 朧月


……カチキチキチ


調子のズレた古時計

止まっていないのが不思議なくらいに

古びたソレを窓から差し込む薄月が浮かび上がらせる。


僕はまだ夢の中

あの家には古びた時計なんてなかった。

だからまだ夢うつつ。


瞼を閉じる

瞳を閉じる

さぁ、、もう一度、、もう一度


なんだか とても しずかだ


、、、







桜が吹雪く

盆に似合わぬ満開に目を奪われる

舞った花弁が

とても赤くて

とっても 明くて


なんだか彼岸花のようで










、、!




真っ赤な彼岸花が河川一面に

川面も川辺も土手さえも


嘔吐くほどに濃い香り

でも何処か懐かしくて



見上げた月は朧がかかっていた


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ