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村井優斗の憂鬱

ゲーム作りもひと段落ついたので久しぶりに投稿します。

―放課後

本日の授業も終わり、教室は楽しそうなクラスメイト達の声であふれている。

今日は放課後どこに遊びに行こうかととても賑やかだ。

そんな中ボッチな俺、村井優斗はそそくさと帰り支度を整えていた。

早く帰ってゲームの続きをしないとな…。


「今日はボウリングに行こうぜ!」

「彩香も来るだろ?」

「えー?どうしようかな~」


特にスクールカーストの高い連中は大いに盛り上がっている。

楽しそうで大変結構。俺には縁の無い世界だがな。


静かに教室のドアに手をかける俺。

すると

「陰キャのボッチ君。じゃあね~」

「お前、いっつも一人だよな。友達いないのかよ」

「ちょっと。本当の事いったら悪いよ~(笑)」


そういって腹を抱えて笑いだす彼ら。

こいつら…マジで民度が低いな。


この学校にはこういう手合いの人間ばかりだ。

ボッチ?

お前らみたいなのとつるみたくないからボッチなんだよ!


俺は親の転勤で慣れ親しんだ地元を離れてこの街にやってきた。

ちょうど中学卒業のタイミングだったのでこの高校、大栄高校に入学した。

当然周りは知らない人だらけ。

ドキドキしながらクラスメイト達と顔合わせをしたわけだが、

まあ酷い事。やれ、陰キャだ。前髪長すぎ。性犯罪者っぽい。さんざん言われた。

何とか話題を合わせたり輪に入ろうとしたが、彼らは地元組。

俺を馬鹿にしてとにかくマウントを取ろうとするので、ただただ苦痛だった。


以前は情けない事にこの状況に泣きそうになっていたが、もはやそれも過去の話。

半年も経つ頃には俺は彼らに期待するのは止めた。

そして、もうこの高校生活の3年間はどぶに捨てることに決めた。


あー、早く帰ってゲームやろう…。


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