俺の大学生活
不定期更新です
人とはどんな生き物か考えていた、未来に生きる者、過去に生きる者、現代に生きる者は皆同じ人だ、だが人じゃなく生き物に生まれたら皆はどう思うのか。
「そんなの知る訳ないだろ」
俺は紙に向かって言っていた普通こんなレポートを出す学校がおかしいと思い、俺は頑張れと紙に書いて寝た。
朝になると俺は起きて大学に行く準備を始めた、今日は急いでしなければいけない事がある事を思い出し学校に行った。
「おいおい何だよこりゃ」
いつもなら混んでない電車も、今日はまさかの事故があり遅れていると言うのだ、俺はぎゅうぎゅうの電車に乗り、そして降りる駅が近づきドアが開いたので俺が降りる。
さてここで問題なのだが俺が通ってい大学は女子高と隣接していて、つまり女子が多いのだ、そんな中に男が通ると、とても目立つ俺は女子の目がこちらに向いていると気にして早足で自分の講義室に行った。
講義室に着くと、俺はスマミーを起動してある子に通話した、何回かコール音が響き声が聞こえてきた。
「あい」
「あいじゃない、お前今どこに居る」
「なんだ、先輩だったんですかなんですか、こんな朝早くから」
俺が通話したのは大学の後輩でこいつは何故か頭がよくて、俺と同じ講義を受けていた講義室に居ないと気付き、通話したがこいつ今起きたなと俺は思った。
「そんな事よりあと少しで講義が始まるが来ないのか」
「そう言えば今日は講義でしたか、いやーすっかり忘れてました、今から行くんで」
するとそいつは通話を切り、俺もまだ時間があるのでやることをするためある場所へと足を運んだ。
俺がそこに着きドアを開けとゴミの山が待っていた、俺はそこを漁ると中から人が出てきた。
「先生起きて下さいあっちの授業が始まりますよ」
俺はその人の体を揺らしながら反応を見るが、反応は無く俺は仕方なくゴミの山から仕事道具を探し、先生を背負って隣接された女子高に向かった。
先生を背負っている中、女子高に向かっている男が居れば、当然皆怪しむだろ俺が周りを見ながら歩いていただけで、女子高の生徒はスマミーを取り出し誰かに通話をしているだろ、俺はヤバイと思い背負った先生を急いで職員室へと運び込んだ。
「そっかそっかそれで生徒からの電話が収まらないのか」
俺が先生を運込むと俺の知り合いの先生が笑っていた、だがこの人が来ていて良かった普段は先生を運び込んだりはしないので、職員室前で止められていると、この人が声を掛けてくれて助かった。
「そんな笑い事じゃないですからね」
「だってさ生徒から聞いた話じゃ先生が男の人に背負われて何処かに連れて行かれただよ笑うしかないよ」
「まあ、先生は届けましたから俺は戻りますね」
「わかった後は任せなさい」
知り合いの先生はドンと胸を叩いていた、俺は頭を下げ職員室から出て行き裏門から大学へと向かった。
大学に向かっている途中にチャイムが鳴り見事に俺は遅刻した、講義室に入るともう既に席は埋まっていてある席だけ座ってはいけないと言うオーラを出していた。
「ほら、さっさと座れ講義が始められだろ」
先生に言われ、俺はその人の横の席に座り、地獄を見ていた、その人は先生の講義なかお構いなしにこちらを見てきていた、俺は怖いので見力も無く先生の講義が終わるまでノートを書いていた。
「それでは授業を終わる」
チャイムが鳴り先生の合図と共に講義は終了した、俺は席から立ち上がり奴の元へと向か、俺がそいつの首根っこを掴むとそいつはこちらに振り返った。
「よう、間に合ったようだな、春香」
「あ、先輩さっきの電話助かりました、おかげで遅刻せずにすみましたよ」
「それは良かったな、だが俺は聞きたい事があるんだ」
俺は春香の横の席が空いていたので、ドカッと座った。
「何故、俺の席が移動したのか、聞きたかったんだよな」
俺は朝間違いなく春香が今座って席に鞄を置いていたはずだ、だが俺の鞄はなく席には春香が座っていた。
「それは、私が来た時にはもう既に席が先輩が今座っている席しか無いと思った時、あらビックリ先輩の鞄が椅子に置いてあるので、私はこの席を頂ました」
春香が説明してわかった、全部こいつの仕業だ。
「で、俺の鞄はどこだ」
「それなら、私がちゃんと持ってますよ」
春香が俺に鞄を見せてくと、俺は鞄を奪い、春香の体を持ち上げた。
「ちょちょ私をどこに連れて行くんですか」
「そんなの決まってだろ」
俺はあの席に春香を座らせて、自分が座るはずだった席へと戻ってきた、一度春香の方に振り返ったが、あいつは俺の方に向かって来ていた。
「酷いですよ、せっかくいい席見つけたと思ったのに」
「そんなの知るか、元は俺の席だ」
「あの人の隣に誰が座りたいと思ですか」
「俺だってさっきは仕方なくあそこに座ったんだ次はお前の番だ」
春香は俺を退かそうと必死に体当たりを繰り返すが、俺も力を入れて動かなかった、すると春香は観念してあの席に戻っていった、俺が振り返と、春香は涙目になっていた、これはあいつが悪いと思い、俺はチャイムが鳴るのを待っていた、午前の講義が終わると春香は俺に昼飯を奢れと言ってきた、俺は仕方なく奢ってあげた。
「本当酷いですよ、あの人の隣に居て、講義なんか頭に入ってこないですからね」
「あれはお前が悪い、俺が居ない間に勝手に俺の座ってた席を取ったんだからな」
俺達が話し込んでいると、学食が騒ぎになった。
「また来ましたよ、なんでいつもここに来るんですかね」
春香は騒ぎの中心に指を指すと、そこには大勢の男から言い寄られている女性が居た。
「まあいいじゃないか、ほら食べ終わったなら、さっさと行くぞ」
俺達は食べ終わったので、騒ぎに巻き込まれないように、すぐに学食から出て行った。
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