登場人物 『帝皇の罪、銀龍の罪』(外伝第五部完話時点)
登場人物 ver.2024/06/09 (第五部完話)
★主要人物:
ランス 男性/二十三歳/魔法戦士・冒険者
トリアの魔物狩人専門の冒険者の家系に生まれた青年。若くして両親を亡くし、男手ひとりで妹を育ててきた心優しい好青年。両親は冒険組合の前組合長であったが、死去後にその恩恵は引き継げず、いち冒険者として慎ましい生活を続けている。冒険者としての卓越した力がある訳ではないが、状況判断に鋭く、心優しき性格から人望も厚い。
ナァム 女性/二十二歳/戦士・冒険者/女性
ランスの妹で活発な性格の女冒険者。女性だが力もあって、冒険者として高い実力を持つ。祖先の魔物狩人『吸血種ハンター』に憧れていたりする。
アルヴィリーナ 女性/?歳/精霊魔術師・エルフ
活発で長身痩躯で愛に生きる美人エルフ。エルダー・トレントに捕えられているところをランス達に助けられる。人間の奴隷にされるのを恐れてランスに対して好感度アップ作戦を行っていたが、そのランスの事が好きになってしまう。
★七賢人:
エミリア・コンス・ロマニア 女性/王族
東ローマ帝国の姫君。転移魔法により異世界転移させられてランスの元にやって来た政治的なバランス感覚に優れた女性で転移者達のとりまとめを務めて、様々な助言をランスに行う。そして、自らはランスを敬愛し、ランスに仕える事でこの世界の居場所を確保しようとしている。
クレア・シュメール 女性/騎士
転移魔法により異世界転移させられた長身の美女。ロイアースの部下でありエミリア専属の親衛隊のひとり。エミリアには絶対服従する女騎士だが、潔癖症の完璧主義でもあり、しつこくつきまとってくるウェンの事を鬱陶しく思う。
ロイアース・エンゲージ 男性/騎士
転移魔法により異世界転移させられたエミリア直属の親衛隊騎士長。厳格な性格の持主であり、貴族の風習に詳しい。
ロバート・ポリス 男性/枢機卿
転移魔法により異世界転移させられたキリスト教の枢機卿。宗教だけでなく教育にも熱心な知識人。
シュトタルト・ハインツ 男性/戦士
転移魔法により異世界転移させられたゲルマン人の蛮勇で獰猛な戦士。寡黙な性格で人付き合いは苦手。東ローマ人であるエミリア達とは互いに苦手意識を持つ。
サザビー・クレイトン 男性/鍛冶師
転移魔法により異世界転移させられたブリタニア出身の鍛冶職人。武器製造や鉄の扱いに長け、深い鍛冶の知識を持つ。
ウェン・ロン・チャン 男性/軍師
転移魔法により異世界転移させられた黒髪のアジア人。世捨て人的な風貌であるが、唐の国の軍師も務める才能を持つ。クレアの事が大好きなようだが、女性からはあまりモテない。
★バルディ王国:
ドゥーボ・バルディ 男性/魔法戦士/国王
バルディ王国の国王を名乗る男。すべての領国を支配して、大国を作り自分の欲望野望を満たす野望を持つ。混沌を愛し、秩序を極度に嫌う野盗の親玉のような存在。悪のカリスマ性がある。魅了(支配)の魔法を使って他人の精神を支配することができる。
パロス・バルディ 男性/魔法戦士/王弟殿下
ドゥーボの王弟でグロス領地の支配を任されていた。ドゥーボ国王の威信を借りる狐であり、俗物で欲深く臆病で卑屈な性格。一人称は「僕ちゃん」。秘蔵の魔法で巨大化できる。
ザンビエ 男性/戦士/バルディ王国幹部
バルディ王国の突撃部隊長。非常に独善的で自分勝手な思想の持ち主。トリア戦で目を傷つけられたランスの事を恨んでいる。
ドリアン司教 男性/神聖魔法使い/バルディ王国幹部
バルディ王国の突撃部隊専属の治癒士。過去に所属していた寺院で修道女をレイプした罪を持つ破戒僧。ドリアンの夢は自分の教祖となる宗教集団を立ち上げる事だ。
ニィール 女性/剣術士/バルディ王国幹部
グラニットの姉弟子。カサンドラ流剣術士道場の娘。自分の親でもある師匠を裏切り、ドゥーボの元に走ったグラニットの元妻。カサンドラ流剣術の免許皆伝の腕を持ち、当時はグラニットよりも強かった。自らの娘の命を奪っている。
ラン・タニア 女性/神聖魔法使い/自称バルディ王国王妃
タニア領領主の娘。末席の箱入り娘であったが、ドゥーボに辱めを受けてから彼の虜になってしまう。以降はドゥーボ国王を支える女性を自覚するようになった。
★エルフ族陣営:
ログナー 男性/百二十歳/白エルフ族長
白エルフ族長。アルヴィリーナの父であり厳格な存在。白エルフの繁栄を第一に考える男。
ギリニアーノ 男性/精霊魔術師/白エルフ青年
次期族長候補の青年エルフ。アルヴィリーナの婚約相手でもあるが、ふたりの間に愛は無い。
ダーク 男性/精霊魔術師/黒エルフ
バルディ王国に協力している黒エルフ。実はログナーの懐刀であり、バルディ国王とログナーの密約により動いている。
モーニア 男性/精霊魔法使い/白エルフ?
アルヴィリーナの息子。公にはギリニアーノとの子とされているが・・・
★その他:
ウエルティカ・オンス・トリア 女性/二十三歳/魔術師
トリアの有力者の娘で生意気なところもあるが、頭は良い。ランスとは幼馴染。ランスの力を早くから見抜いていた。そして、ランスの事が大好きだが、始めは立場の違いからなかなかその事を言い出せないでいる。
フィーザー 男性/二十五歳/戦士
トリア冒険者組合長ドライドの息子。冒険者としてのレベルは低い。ウエルティカの事が好きで、ランスに対し敵対的な態度を示す。なんでも金で解決しようとする。
ドライド 男性/四十五歳/戦士
フィーザーの父。トリア冒険者組合の組合長。トリア冒険者組合は彼の方針で利益追求の組合運営方針となり、古いやり方を続ける冒険者達を蔑ろに扱う。
ガンチア・アルカ 男性/謎の魔術師
異星人召喚の技を知る謎の魔術師。その力を使ってバルディ王国の脅威を排除しようとエミリア達を召喚する。召喚後は行方知らずになった。
フォルス 戦士
ランスの良き理解者であり親友で幼馴染。トリア冒険者組合の職員で事務方の仕事を行っている。気さくではあるか真面目な人物なのでナァムの結婚相手としてランスは推している。
グラニット 男性/剣術士
凄まじい俊敏性を持つ凄腕の剣術士。フィーザーに雇われるが、後に離反し、ランス達と行動を共にする。高潔な性格であり、とある目的でバルディ王国を恨んでいる。
グラハン 男性/戦士
かつての父の部下であり、冒険者組合に所属している戦士。「昔の頃は良かった」とランスによく愚痴を零すご老体でもある。
スゥォード 男性/戦士
トリア領主の直属の警護団で、ランスの事を認めている。
メリージェン・グロス 女性/魔術師
ナイスバディな魔術師。反乱分子のリーダでもあり、グロス領主の孫。彼女のふたつ名は『豊満のメリージェン』。
キャサリン・グロス 女性/魔術師
メリージェンの妹、反乱分子のサブリーダ。グラニットの事が気になっている。
サマール・グロス 男性/魔術師/領主
グロスの領主。ドゥーボ・バルディに一騎打ちを仕掛けて敗れている。
クラン 女性/一歳の幼児
グラニットとニィールの娘。享年一歳。ニィールに心臓を貫かれて即死。
シャムザ 男性/吸血種/五百歳
白エルフと共闘している吸血種。ログナーとは個人的な密約をしており、最強の闇魔法を行使してアルヴィリーナ奪還に暗躍する。人間を恨んでいる。
フローナ・ナナ 女性/領主の娘
ナナ領主の娘。容姿はあまり可愛くない。ドゥーボに無理やり性奉仕させられていたが、飽きられてダークに払い下げられる。
リリアン・ザクト 女性/領主の娘
ザクト領主の娘。容姿はあまり可愛くない。ドゥーボに無理やり性奉仕させられていたが、飽きられてダークに払い下げられる。
クリナ・マース 女性/領主の娘
マース領主の娘。小柄な女性でありドゥーボに支配の魔法を受けて虜囚となっていた。
ボンド 男性/魔法戦士
ランスの父であり、前トリア冒険者組合長。既に故人である。
ガンジン・クリステ 男性/戦士/領主
クリステの勇敢な領主。武人であり、ランスを崇拝している。
★龍種陣営:
スターシュート 雄?/銀龍
銀色の鱗を持つ龍。ゴルト大陸の最強の管理者として生物の調和を見守る存在。
ヒューロ 男性/ドラコニアン (龍人族)
銀龍の配下のひとり。元々はエルフ族長の一族。銀龍から永遠の命を貰っている。
カーム 女性/ドラコニアン (龍人族)
銀龍の配下のひとり。元々はエルフ族長の一族。銀龍から永遠の命を貰っている。
カルベリー 男性/ドラコニアン (龍人族)
銀龍の配下のひとり。元々はエルフ族長の一族。銀龍から永遠の命を貰っている。
ファイヤーエンブレム 雄?/赤龍
赤色の鱗を持つ龍。ソディア大陸の管理を任されている。スターシュートの事が気に入らない。
フォトンフラッシュ 雄?/緑龍
緑色の鱗を持つ龍。ユルメニ大陸の管理を任されている。
プライドストーム 雌?/白龍
白色の鱗を持つ龍。北極島の管理を任されている。
フロストアイス 雌?/水龍
水色の鱗を持つ龍。南極島の管理を任されている。
ドライメタル 雄/金龍
金色の鱗を持つ龍。名も無き大陸の管理を任されている。龍達の中では最も若い。
ブラックスター 黒龍
漆黒の鱗を持つ龍。惑星『青の月』の管理を任されている。龍達の中では最強の力を持つ。
創造の女神 ?
龍達よりも上位の存在。彼女が何を考えて行動しているかは不明。
長きに渡り、お楽しみ頂いた読者の皆様、本当にありがとうございました。本編を補完する役割のこの外伝もいよいよ完話となりました。思いのほか最後は更新に手間取り、完話まで時間が掛かってしまいましたが、何とか全話をお送りする事ができました。これも皆さんの影なる支援のお陰です。これからの事、今後の事については活動報告に書きますので、そちらをご参照ください。本当に最後まで読んで頂きありがとうございました。
2024年6月9日 筆者:龍泉 武




