あらすじ・登場人物 外伝第五部『帝皇の罪、銀龍の罪』
2023年8月6日
ようやく、最後のエビソードの外伝の掲載を始める事ができました。
本編と同じように毎週火曜日/金曜日6:00に更新しますので、お楽しみ頂けると幸いです。
2024年6月6日
外伝第五部『帝皇の罪、銀龍の罪』の完話を迎えて、外伝は終結しました。
あらすじ
この物語は帝国歴紀元より三年前に始まる。ゴルト大陸の中央に位置する都市トリア、ここにランスと呼ばれる魔物狩人の冒険者の青年がいた。若くして両親を亡くした彼であったが、男手ひとつで妹を育ててきた。そんな心優しき青年が美しき白エルフの女性アルヴィリーナと出会い運命の歯車は激しく回り始める。
エストリア帝国の華やかな建国記には、その史実の裏側に心苦しい物語が隠されていたのだ・・・
登場人物
★主要人物:
ランス 男性/二十三歳/魔法戦士・冒険者
トリアの魔物狩人専門の冒険者の家系に生まれた青年。若くして両親を亡くし、男手ひとりで妹を育ててきた心優しい好青年。両親は冒険組合の前組合長であったが、死去後にその恩恵は引き継げず、いち冒険者として慎ましい生活を続けている。冒険者としての卓越した力がある訳ではないが、状況判断に鋭く、心優しき性格から人望も厚い。
ナァム 女性/二十二歳/戦士・冒険者/女性
ランスの妹で活発な性格の女冒険者。女性だが力もあって、冒険者として高い実力を持つ。祖先の魔物狩人『吸血種ハンター』に憧れていたりする。
アルヴィリーナ 女性/?歳/精霊魔術師・エルフ
活発で長身痩躯で愛に生きる美人エルフ。エルダー・トレントに捕えられているところをランス達に助けられる。人間の奴隷にされるのを恐れてランスに対して好感度アップ作戦を行っていたが、そのランスの事が好きになってしまう。
★トリア周辺の地図
時代はゴルト紀元前。この頃のリドル湖の周囲には小国家クラスの集落が点在しており、この時代はまだ国家として樹立できていない状況である。




