あらすじ・登場人物 『三王女の物語』
あらすじ
辺境の支配者銀龍スターシュートはエルフ達に言う。「辺境は解放された。これからは人間と共存する未来を勧めよ。まずは人間と貿易をするのだ」こうしてかつて辺境へと追いやられた白エルフ達は動き始める。過去の栄光を取り戻すために・・・そして、その使節団の中には「自分達を迫害した人間種族に恨みを抱きつつ、黒エルフを初めとした他の種族と決別する」そんな野望を抱いた白エルフの王女の姿があった。
登場人物ver.2022.08.28
ローラ 女性/三十歳/白エルフ/射手・精霊魔法使い
辺境の白エルフ族長の娘。先代『森の巫女』として銀龍に仕えていた身だが黒エルフのスレイプと恋に落ち、駆け落ちした。事の成り行きで辺境の森を飛び出して、人間達と旅をしていたが、レヴィッタより連絡が入りエクセリア国へ呼び戻される。
レヴィッタ・ブレッタ 二十三歳 女性/魔術師協会職員・魔術師
救国の英雄ウィル・ブレッタの妻にして、エクセリア国の魔術協会の職員。エルフ達が辺境より到来したため、エクセリア王妃より「スケイヤ村に解放区を作れと」命を請けて対応しているが、本人は荷が重いと感じていたりする。
スターシュート 男性/銀龍/?歳
ゴルト大陸の最強生物の銀龍で知性は高く、魔法も得意。人の言葉を喋り、ゴルト大陸の管理者を自負している。人間体の時はジルバと名乗り、今回、彼が辺境に住む亜人種族に「人間達と交易しろ」と命令した。
シルヴィーナ 女性/白エルフ/二十五歳/使節団団長/精霊魔法使い
エルフ使節団の団長を名乗る秀麗な白エルフ族の王女でローラの妹。自分は誇り高き白エルフと自負する自尊心の高い女エルフであり、他種族への差別意識も強い。今代の森の巫女という立場であったが、過去に銀龍への生贄となることを拒否して森の巫女という立場から逃亡した経緯もあるが・・・今回、使節団団長の座に就いているのは謎。
コニカ 男性/白エルフ/使節団の護衛兵士/精霊魔法使い
シルヴィーナを主人として盲目的に崇める白エルフの若者兵士。エルフ使節団の護衛兵士のひとりで精霊魔法の使い手。人間にとっては侮り難い存在である。
更新は毎週火曜日、金曜日AM6時に行います。(M版、通常版同時更新)
お楽しみに。




