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記述編

 最近どうにも遅筆が酷いので、おさらいの意味も含めて、三人称小説の執筆について解説していきたいと思います。


 あくまでも個人の意見、感想であるため、こうしなければ成らないと強制するものではありません。ご注意ください。


 まずは基礎の基礎、記述編を初めて行きたいと思います。


 これは三人称小説に限らず重要なことですが、ともあれ、何事も基礎を固めて行くことは大事なので、最初を記述編と致しました。


 記述と一言にいっても様々ではございますが、今回皆様へお教えするのは、文法等ではなく、個性などを省いた、自分なりに模索した「読みやすい書き方」についてです。


 これらを見て、皆様が自分に合う執筆方の模索、その一助に成れば幸いです。




 さて、まずもって重要なのは、読書のテンポやリズムの大きな基準となる"行間"です。


 私が考えるに、読みやすい行間の付け方は(執筆画面にて文字サイズ中の場合)2行~4行半書いてから一行開ける、という付け方です。


 なぜ分けるかといえば、これは単純によみやすさの問題と、文章構成の理解しやすさにも深く関わってくるからです。


 想像してみると分かると思いますが、此処はあえて、行をあけずにびっしり書いてしまった例を書いて見ましょう。



 彼女は、どうしてこんな事になってしまったのかと、教室の机に突っ伏してずっと考えていた。というのは、彼女の友人の事である。二人は中学校からの知り合いで、かなり親しく付き合ってきていた。気が置けない仲で、悩みを打ち明け合った事もあり、互いに親友だと思っていたことに疑いようもない。しかし、それは唐突なクラス内のグループ闘争によって引き裂かれてしまったのだ。争いが勃発して早二週間ほどになるが、彼女と友人はいまだ連絡を取り合うことが出来ないままでいた。」




 はい、適当な例文を書いてみましたが、いかがでしょうか。個人的な感想でいえば、文字に襲われるような圧迫感があり、非常に読みづらいです。


 文章は読めればいいのかと言えばそうではなく、手にとってページを捲ってみた時、いきなり密集した文字を見たとき、他の読みやすい本へ手が伸びるのは致し方ないことと言えます。


 誰かに読んでもらいたいと少しでも思うのであれば、行の空け方は重要な要素と成り得るのです。


 また文章が過密状態にあると、どこからどこまでに、どういう情報が記されているのが


 そこで、先ほどの例文を上記した書き方で書き直しますと、このように成ります。



 彼女は、どうしてこんな事になってしまったのかと、教室の机に突っ伏してずっと考えていた。というのは、彼女の友人の事である。


 二人は中学校からの知り合いで、かなり親しく付き合ってきていた。気が置けない仲で、悩みを打ち明け合った事もあり、互いに親友だと思っていたことに疑いようもない。


 しかし、それは唐突なクラス内のグループ闘争によって引き裂かれてしまったのだ。争いが勃発して早二週間ほどになるが、彼女と友人はいまだ連絡を取り合うことが出来ないままでいた。」




 このように分けてみると、最初は主人公の現状、次に以前までの関係、そして最後に二人の状況、という三つの情報が明かされている事が分かりやすいかと思います。


 また、上記したような文章から来る圧迫感も薄れ、比較的とっつきやすい見た目に成っているはずです。


 「パッと見の印象」というのは案外重要で、読みやすさに気をつけて執筆するだけでも、手に取ってくれる人は増えます。


 誰かに読んで欲しい、でも手に取ってくれる人が居ない。そんな方は、まずもって、こういった細かい点に気をつけてみてはいかがでしょうか。


 とはいえ、これはあくまで私の執筆方、そして経験則です。こっちの方が読みやすい、あるいは書きやすいと言う書き方を見つければ、そちらの方を使用されたほうが良いでしょう。

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