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半分獣の俺が異世界で最強を目指す物語  作者: 福田 ひで
第五章 金と欲望の街カルシナシティ
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プロローグ 本番

「おいリドル。その写真いつまで持ってるんだよ」

「まあいつか使うときが来るかもしれないので一応」


そう言うと大事そうにデビのコスプレ写真をポケットにしまう。


「お前ロリコンじゃないよな?」

「ロリコン?それはどういう意味ですか?」

「子供好きってことだ」

「それなら違いますね。僕は子供が好きってわけではないので」


まあもっと細かく言えば性的に見てるってことだけどな。


「あ!そろそろ見えてきましたよ」


そう言って窓の方を指差す。

俺は窓を開け顔を出して外を見る。


「ああ……あれがカルシナシティか!」


そこは巨大な建物が多く建てられた近代的な街だった。

そしてここからが本当の地獄の始まりだった。



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