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半分獣の俺が異世界で最強を目指す物語  作者: 福田 ひで
第四章 地獄の一週間
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プロローグ 判決

「絶対かつ!前に来い!」


俺は腕に手錠を掛けられたまま裁判長に呼ばれた。

初めての手錠の感覚は冷たく、少し重たい。


「絶対かつ、お前には新種のモンスターを殺した罪がある」

「いや、あれは事故で――――――」

「静粛に!発言の権利はありませんよ」

「くっ――――!分かりました」


どうしてこうなった俺はただモンスターを討伐しただけなのに、ていうかこっちは死にかけたんだぞ!


「あなたが倒したモンスターは我々が今追っている極悪集団、黒の魔法使いを見つける大切な証拠でもあった。それをあなたは跡形も無く消した。今聞いた内容に間違いはありませんか」

「はい…間違いはありません」


すると裁判長は横に置いてある嘘発見器を見た。

ランプは先程と変わらず緑色をしていた。


「なるほど、この事実を元に判決を下す!」


皆の視線が一気に裁判長に集まる。

裁判長は裁判で使われる木のトンカチみたいな物を1回ガンッと叩く。


「絶対かつの判決は………死刑に処す!」

「う、嘘だろぉぉぉぉぉ!!」


その瞬間俺の人生の扉が勢いよく閉じた。

ああ何でこんなことになったんだろう。

こんな状況になったのも全てあの時が原因だ。

俺とミノルがトガと戦ったあの時から………



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