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半分獣の俺が異世界で最強を目指す物語  作者: 福田 ひで
第十六章 決着サキン村事件
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プロローグ リドル動きます

デビが居なくなってから一週間が経った。

あれから俺達はそこそこの依頼を達成して日々を暮らしていた。

デビが居ない日々にはまだ少し慣れてないけど、いつでも帰ってきていいようにミノルがデビの部屋を、毎日掃除している。

ここ最近は特に目立ったことも起きずに平穏に暮らしている。

こんな日々がずっと続けばいいのにな。


「そういえば今日は僕用事があるので」


そう言いながらリドルは自分が作った朝食を食べる。


「用事ってまた書斎に引きこもるのか?」

「違いますよ。出かけようと思って」

「どこに行くの?もしかして個人依頼が来たの?」


ミノルは質問しながら目玉焼きを一口サイズに切って口に含む。


「いえ違います。そろそろ僕も成長しないといけないと思いまして」

「成長?体でも鍛えんのか?」


俺は唐揚げを頬張りながらリドルに質問する。


「ミノルさんは魔力レベル9、かつさんは魔力レベル11、デビさんは魔力レベル未知数、このパーティーメンバーの中で一番魔力レベルが低いのは僕なんです」

「まあ、確かにそうだな。でも落ち込むことないだろ。魔力レベル8でも十分すごいし」

「これから何が起きるか分かりません。さらに凶悪な敵と対峙するかもしれません」

「リドル、悲観的に考えちゃ駄目よ。もっと良いことを考えましょ」

「すみませんミノルさん、僕は決めました」


そう言ってリドルは立ち上がる。


「僕は魔力レベルアップ試験を受けます」


そしてまた新たな事件が幕を開ける。


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