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半分獣の俺が異世界で最強を目指す物語  作者: 福田 ひで
第十三章 開幕!島王選
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プロローグ 朝の目覚めは最高です

「ふわぁーあ…………朝か」


今日はいつもより、目覚めがよかった。

昨日は早く寝たがそう言うわけでもなく、今日が大事な日だからだろう。


「あっかつおはよう。ご飯出来てるわよ。一緒に食べましょう」


そう言って、ミノルはリドルが作ったご飯を机に並べる。

ていうか、俺が1番遅かったのか。

あいつら出ないのに、俺より早起きなんてな。

俺は早速椅子に座る。


「かつっちおはよう!昨日はぐっすり眠れた?」

「ああ、おかげで目覚めもバッチリだ!」

「そういえば、洗濯した服の中にこんなものが入ってましたよ」


そう言って、リドルが指ぬきグローブを俺に渡してくる。


「あっ!そういえば、これコロット村の女の子から貰ってたんだった!」


あの時は色々あったせいでポケットに入れたままにしてしまっていた。


「何しておるのじゃ。貰い物を忘れるなんて非常識な奴じゃのう」

「その貰ったものをぶっ壊す奴は非常識じゃないのか?」

「な、何の事かのう?フュッフュフュー」


そう言って、わざとらしい口笛で誤魔化そうとする。


「まあ、いいや。とりあえず、朝ごはん食べようぜ」

「それでは、いただきます」

「「「「いただきます!!」」」」


俺は朝食を取り終えて、早速支度をする。


「妾も島王選に出たかったのじゃ」

「いや、選ばれないと無理だからな」

「色んな強い奴が居るんじゃろ?妾の最強の力を思い知らせたかったのじゃ」


そういえばこいつ結構好戦的なんだよな。


「頑張ってきなさいよ。ガルア様に選ばれたんだから自信持っていきなさい」

「ああ、任せろ。絶対勝ってくるから」


俺は今何時か時計を確認する。


「おっとそろそろヤバイな。それじゃあ、行ってくるよ!」


急いで靴を履き外に出る。


「行ってらっしゃい!」


皆に見送られながら俺は城を目指した。

さてと、あいつらの分も頑張らねえとな。


――――――――――――――――――――――――

がつが出掛けたあと………


「それじゃあ、私達も行く準備をしましょうか?」

「へ?島王選のチケット取れなかったんじゃないの?」

「それは取れなかったけど、もっといいのが取れたのよ」


そう言って、ミノルが4枚のチケットを取り出す。


「関係者特別指定席のチケットよ!」

「なんじゃなんじゃ!そんなものいつ手に入れたのじゃ!?」

「昨日、ガルア様が送ってくれたの。皆を驚かせたくてずっと隠し持ってたのよ」

「ミノッちの意地悪!昨日行けないって行ってたのに!」

「ごめんごめん」

「でも、これでかつさんの勇姿を見に行けますね」

「そうじゃな、それじゃあ早速行くのじゃ!」


そう言って皆は元気よく出掛ける準備を始める。



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