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半分獣の俺が異世界で最強を目指す物語  作者: 福田 ひで
第十一章 売られた少女と闇マーケット
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プロローグ 最高のお帰り

「それじゃあ、早速やりましょうか」

「そうじゃな!妾は早く飯が食べたいのじゃ!」


デビは興奮しながら机に並べられた料理を吟味する。

俺もデビと同様にかなり腹が減っている。

すぐにでも食事にありつきたい俺は早速始めることにした。


「それじゃあ早速!みの――――」

「ちょっと待って~」


そう気の抜ける声で俺の声を止める。


「何だよリツ。何か言いたいことがあるのか?」

「今回は~ミッちゃんお帰りパーティーなんだよね~」

「ああ、そうだぞ」

「何か、自分が主役のパーティーって照れるわね」


そう言ってミノルは恥ずかしそうに頬をかく。


「でも~ぜっちゃんもお帰りだよね~」

「え?俺?」


突然指摘されて、少し動揺してしまう。

するとその言葉に同調してか一斉にみんなも納得し始める。


「そういえば、かつさんもそうでしたね。ミノルさんの事があったのですっかり忘れてました」

「そうだったのう!それじゃあ、かつも一緒にお祝いするのじゃ!」

「え?俺も!?いや、俺は良いよ」


こっちはミノルのお帰りパーティーするつもり満々だったから、いきなり主役になれと言われても気持ちが追い付かない。


「何言ってんの遠慮しなくて良いでしょ。一緒に祝われましょ」


渋っている俺に対してミノルが強引に俺の隣に座り、一緒に祝われる状態となる。


「それじゃあ、みんなでせーので言うのじゃ!せーのっ!」

「「「かつ!ミノル!おかえり!!」」」


俺とミノルは少し照れながらその言葉に対する、返しをした。


「「ただいま」」


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