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半分獣の俺が異世界で最強を目指す物語  作者: 福田 ひで
第九章 呪われた姫と呪いのモンスター
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その九 緊急討伐令

「死ぬ!死ぬんでしまうのじゃーー!!」

「そうですね。確かに危機的状況ですね」

「何でリドル、そんな冷静なのよ!!きゃあっ!」


私達はガメレオンの討伐に来たのだが……現在黒いモンスター化してしまったガメレオンに追いかけ回されていた。


「おらおら!逃げるなよ!力比べしようぜ!!」

「本当にガメレオンなの!?地元のヤンキーみたいなんですけど!」

「普段自信の無い者が人より優れた物を手に入れた途端この様に自信過剰になってしまいがちなんですよ」

「冷静に解説してる場合じゃないじゃろう!助けてなのじゃー!!」


ガメレオンは木々をなぎ倒し途中でモンスターも蹴散らしてこちらに迫ってきている。

このままでは生態系が脅かされてしまう。

それに黒の魔法使いがやった事は私が片付けなきゃ。


「逃げ回るのはもうやめよ!行くわよガメレオン!!」


私は急旋回してガメレオンと対峙する。


「ゲヒャヒャヒャ!!かかってこいよ!」


不気味な笑い声をあげながら長い舌をムチのようにしならせて攻撃してくる。

あの舌の攻撃力は侮れない、絶対に当たるわけにはいかない。


「燃え尽きなさい!!ファイヤーブレス」

「グギャア!?」


その瞬間、ガメレオンの全身が炎に包まれる。

そして転げ回り苦しみ声が聞こえてくる。


「はあ……はあ……はあ、やったわ」

「やりましたね!ミノルさん」

「でも、燃え尽きたら角が取れないじゃろ」

「しょうがないわよ。今回ばかりは、別のガメレオンを探しましょう」


私達がその場を立ち去ろうとした時、違和感を覚えた。

それは何か、それは……先程よりも静かになった事。

さっきまでガメレオンの苦しむ声が聞こえていたり、地面を転げ回ったりしている音が突然無くなった。

死んだのかと一瞬思ったけどその考えはすぐに消えた。

妙な気配、そして何か良くないことが起こりそうな、そんな雰囲気を感じた。


「み、ミノルさん……ガメレオンが……」


その不安は見事に的中した。

ガメレオンは炎に包まれながら、2本足で立っていた。


「た、立っておるのか?炎に包まれていると言うのに」

「もしかして効いてないんでしょうか?」

「効いてないだけなら良いんだけどね」


嫌な予感がするわ。

とても嫌な予感が。


「それってどういう……ん?ミノルさん、ガメレオンの様子が」

「炎が消えておるのか?」

「消えてるって言うより吸収してるわね」


やっぱり嫌な予感が的中したわね。

このモンスターはどんどん進化してる。


「ゲヒャヒャヒャ!強くなってるぜ!どんどん!強くなる!!」


その瞬間炎に包まれていたはずのガメレオンはその炎を吸収して、火傷一つ無く、全くの無傷だった。


「しかも何か、大きくなってない?」

「確実にひと回り大きくなってますね」

「本当なのじゃ!大きくなってるのじゃ」

「パワーがみなぎってくるぜ。もう誰にも負ける気がしねぇ!!」


すると舌や尻尾などで木を吹き飛ばしていく。

さっきよりも攻撃力が上がってる!


「なっ!危ないのじゃ!何するのじゃ!」

「あっ!?俺に指図するんじゃねぇ!」


ギョロギョロの目がデビちゃんを捉えた時、ものすごいスピードで長い舌を伸ばしてデビちゃんの体を縛り上げる。


「ふえっ―――――――」


あまりの速さに私達は呆然とその場に立ち尽くしていた。


「で、デビちゃん!」

「デビさん!スピードが上がってますね。反応できませんでした」

「確かにさっきよりも格段にスピードが上がってる。強くなってるわね」

「ゲヒャヒャヒャヒャ!つ〜かまえた」

「ぎゃあ〜!助けてなのじゃ!!」


もし、このモンスターが魔法を吸収して強くなるならこれ以上長引かせるわけにはいかないわね。

なにしろ今の段階でも相当強いのにこれ以上強くなったら私達だけじゃ手に負えなくなる。

1撃で仕留める!


「リドル!速攻で決めるわよ!」

「はい!」


まずはデビちゃんの救出が先ね。

すぐに魔法陣をガメレオンの足元に展開させる。


「アイスロック!」

「ふっ!今更足を凍らせたぐらいで俺を止められると思ったか!」

「思ってませんよ。アグレッシブフルート!」

「うぎゃっ!」


足元に注意が行った時、すぐさまリドルが魔法でガメレオンの舌を切り落とす。


「ぎゃああああ!!落ちるのじゃー!―――っ!」


まっすぐ落ちてくるデビちゃんをリドルはちゃんとキャッチする。


「簡単に捕まらないでくださいね。足手まといですよ」

「な、何じゃその言い方は!」

「ナイス、リドル!」

「いてぇな。やりやがったな小娘が!」


そう言って威嚇するように目を真っ赤にしてツノを広げ、こちらを睨みつける。


「あんたこそ、自分がこの世で1番強いとか思ってんじゃないでしょうね?教えてあげるわ!上下関係ってやつを!」


私はガメレオンの頭上と足元に魔法陣を展開させる。


「2つだろうが3つだろうか俺には効かねぇ!!」

「それはどうかしらね!ロックスタンプ!ディープウオーター!」

「なっ!グボっ!ゴボっゴボボボボ!」


上から岩を落として、下は水で身動きを取れなくする。

ディープウォーターは水深10メートルだけど、岩から押し付けて溺死させるには申し分ない深さね。


「グボッ!グギャっ!」


すると先程まで沈み込んでいたはずのガメレオンが徐々に上に上がってきた。

力も上がってるってことね。

本当に厄介ね。


「俺が、こんな物で、やられるわけねぇだろ!!」


その瞬間、ガメレオンが岩を破壊して水から出てくると同時に私は魔法を放った。


「フラッシュ!」

「ギャアアアア!!!」


ガメレオンは必死で目を抑えてその場で転げ回る。

やっぱり弱点は変わってなかった。

今がチャンス!


「サンダークラッシュ!!」

「グハっ!?」


防御もすることなく、ガメレオンは無防備の状態で直撃した。

ガメレオンを痙攣して仰向けになった状態で体をピクピクとさせる。


「流石にこれで倒した―――――――っ!?」


一瞬、世界が歪んだ。

自分が木に背中を打ち付けていることに後から気づいた。


「え?………ミノルさん」

「かはっ!」


何が起きたの?

気付いたら何かに弾き飛ばされた?

体が動かない、呼吸が出来ない、心臓の鼓動が早い、骨も折れてる。


「ミノル!」


ああ、デビちゃん、駄目こっちに来ちゃ。


「おい、そう簡単に逃げられると思うなよ」

「なっ!また、成長してますね」

「何なのじゃ!あいつ!」


最悪、最低最悪ね。

あいつらは黒の魔法使いは、黒いモンスターで一体何をしようとしてるの。


「ググ、グギャアアアア!!!」

「うわっ!?なんじゃなんじゃ!?急に暴れだしたのじゃ!」

「なんか苦しそうですね。もしかして急激な成長スピードに体が追いついて無い?」


まだ完成形とは言えないけど、確実に黒いモンスターは完成に近付いている。

魔法を吸収するモンスターなんて確実に魔法使いにとっては天敵になりうる。

黒の魔法使いは一体何を企んでいるの!?

止めなきゃ、ここで止めなきゃ駄目だ!


「ミノルさん!動かないで下さい。骨も折れてるでしょ?回復のポーションです」


私はリドルから回復のポーションを受け取りそれを飲み干す。


「はあ……はあ……はあ……ん、ありがとう」


私はふらつきながらも何とか立ち上がる。

うん、大丈夫まだ体は動く。


「ミノル!何をするつもりじゃ!?早く逃げるぞ」

「そうですよ!何で、ガメレオンの方に行こうとしてるんですか!」


成長スピードに耐えられず暴走状態に入ってる。

魔力暴走ね。

クラガ、また失敗したわね。

でも、この失敗を活かして、また一歩完成に近づいてしまう。


「させないわよ。あんたの思い通りなんて、絶対にさせない!」


私は深呼吸する。

そしてゆっくりと目を瞑り呼吸を落ち着かせる。


「な、何しておるのじゃ?早く逃げるぞ!」

「2人は先に行ってて」

「な、何を言っておるのじゃ!はやく―――――」

「1人で戦うつもりですか?」

「っ!?………そうよ。だから皆は早く―――」


その瞬間、背中に温もりを感じた。

振り替えるとデビちゃんが私の背中に抱きついていた。


「っ!?で、デビちゃんど、どうした―――」

「1人で行くとか言うな!妾達は仲間じゃろ!妾達の事を信じてないのか?」

「デビちゃん……」

「そうですよ。僕達は仲間なんですから、不安も苦しみも喜びも悲しみも皆で共有しましょう。そして、戦う時も僕達は一緒です」


そう言ってリドルは私の隣に立つ。

デビちゃんも涙を拭いて同じ様に隣に立つ。

そっか、私は1人じゃないんだ。


「ふっそうよね。皆!死ぬつもりはないわよ。かつとの約束もあるし、ここで終わるわけにはいかないわ!」

「当たり前じゃ!」

「もちろんです」

「グギャアアアア!!!!」


すると先程よりも大きな声で周りの木々が揺れモンスターが騒ぎ出す。

完全に理性を失っているわね。


「また強くなりましたね」

「成長スピードが異常ね。持久戦はこっちが不利。一瞬で決めるわよ」


傷口も治ってるし、魔法も吸収されてしまう。

生半可な一撃ではガメレオンの成長を助長してしまうだけ。


「デビちゃん、私が良いって言うまで魔法を使っちゃ駄目だからね。良いって言ったら魔法を使ってね」

「分かったのじゃ!」

「リドル、私と協力してガメレオンの動きを封じるわよ!」

「分かりました」


リドルが了承するのを確認して私は再びガメレオンの方を見た。


「それじゃあ行くわよ!」

「やってやるぞ!」

「デビさんはしばらく大人しくしててくださいね」


さて、先ずは………足を固めましょうか。


「生半可な魔法は逆効果、本気で行くわよ!レベル魔法、リュートプリズンフリーズ!!」


空中に巨大な魔法陣が出現した瞬間、巨大な氷のレーザーがガメレオンの足に直撃する。


「グガッ!グギャっ!!」


その瞬間、周りが凍り付くくらいの冷気が辺りに漂う。

より強固により分厚く足元を凍らせる。


「足元を集中的に凍らせたからしばらくは動けないわ。リドル後は任せたわよ」

「任せてください。………と言われて僕は何をすれば良いんでしょうか?足大分固まってますし、もうデビさんの魔法を撃ってもいいんじゃないですか?」

「少しでも相手を弱らせてからのほうがいいでしょ。集中的に当てたいから風の魔法で拘束してよ」

「分かりました」


リドルはガメレオンの足元に魔法陣を展開する。


「レベル魔法!リュートアグレッシブサイクロン!」


その瞬間、巨大な竜巻がガメレオンを包み込む。

竜巻が発生したせいか少し天気も悪くなってしまった様な。


「グバァっ!?」

「よし、これなら大丈夫ね。それじゃあデビちゃん後よろし――――」


その瞬間、何かが弾き飛ばされる音が聞こえた。

それは先程氷だった、分厚い氷が地面に転がっている。


「嘘、でしょ?」

「グオォォォォォ!!!」


その雄叫びと共にリドルが出した魔法も消された。

それによりガメレオンが完全に自由となる。

さらにその姿は変化していた。


「また、デカく……しかも何か変形してるし……」

「だから逃げようと言ったのじゃ!」

「確かにこれはもう……僕達の手に終えないですね」


判断ミス、私の判断がみんなの命を………


「ミノルさん、自分の責任じゃないですよ。これはしょうがない事ですよ。僕達は精一杯やりました」

「そうじゃよ。だから逃げてもいいんじゃよ!」

「皆………ごめん、皆は先に逃げて」

「ミノルさん!」

「後悔したくないのよ!自分の本当にやりたい事をやらずに後悔はしたくない」


その時ガメレオンがこちらを睨みつける。

その瞬間、長い舌が私達に向かって来た。

あっしん―――


「魔法陣展開、カマイタチ」


その瞬間、ガメレオンの舌と角が突然切り落とされる。

今乗って―――


「なっ!?あいつは!」


その時、私達以外の人影を見る。

それは知っている人物だった。


「ハイトね。どうしてこんな所に」


するとハイトがこちらに近づいてくる。


「本当にここに居たとわな」


その言葉に思わず疑問を口にする。


「それってどういう意味?ていうか何でハイトがこんな所に来てるの?」

「緊急討伐令が出されて、ガルア様に命じられて来たんだ。その時にお前らが居るかもしれないとガルア様に言われた。本当に居るとは思わなかったが。よく死ななかったな」


緊急討伐令?

そんなものいつの間に出ていたの。


「皆さん!ガメレオンが……」


すると先程切断された舌と角がみるみる内に再生していく。

数秒後には元の状態に戻っていた。


「なるほど、普通のガメレオンとは明らかに違うな。おい、あいつは何でここまで変化した。状況を教えろ」

「お主にあいつが倒せるのか!」

「その為に来たんだろうが」


その瞬間、再びガメレオンが雄叫びを上げるとこちらに向かって来た。

ていうか、さらにスピードが増してる!


「ハイト!危なっ――――」

「ファイヤーバーニング」


冷静な口調で告げられたその言葉は、一瞬にして目の前のガメレオンを炎の渦へと巻き込んだ。


「っ!?グラァァァァァァ!!」

「……心配いらないわね」


しかし、同じ魔法を使ってここまで違うとわね。

得意魔法ってのもあると思うけど、それ以上にハイトの潜在能力が凄まじいわね。

流石、十二魔道士の1人。

するとガメレオンの周りにある炎が徐々に吸収されていく。


「何だ?炎を吸収してる……?」

「あいつ、どんどん強くなって魔法を吸収できるようになったの。生半可な魔法じゃあいつに、栄養を与えるだけよ」

「俺の魔法をお前らと一緒にするな。しかし、吸収か……なら1発で仕留めるのが妥当だな。お前らは下がって――」

「グラァァァァ!!」


その瞬間、ガメレオンの口から炎が吐き出された。

私は咄嗟に魔法を放った。


「プリズンフリーズ!!」


その炎は吐き出されたと同時にかき消した。


「あ、危なかったですね」

「お主大丈夫か?苦しそうじゃぞ」

「はあ、はあ、はあ、ごめん。ちょっと魔力切れっぽい」


流石に高レベルの魔法を連発しすぎたわね。


「民間人は後ろに下がってろ。ここからは俺が対処する」

「グラァッ!!」


するとガメレオンの腕が変形して、ハイトに向かって腕が伸びていく。

何とかそれらを交わしてハイトはガメレオンと距離を取る。


「くっ!伸縮自在の腕か、もうガメレオンとしての対策は出来なさそうだな」


やっぱりどんどん変化してる。

全く別のモンスターみたい。


「ライトニングセイバー」

「っ!?グギャァァ!」


光の刃でガメレオンの腕が焼ききれる。

今のガメレオンにダメージを与えること事態はすごいけど。

だけど………


「また、再生しているのじゃ」

「また、回復スピード上がったんじゃないですか」

「あいつの体の中には相当な量の魔力が溜め込まれてるわね。それをうちに閉じ込める為に体を成長させてる。でも、そろそろ限界みたいよ」

「グギャァ!グアァッ!グラァァァァ!!」


成長と言うよりも段々と苦しんでる様子が目立ってきた。


「角がまた生え変わるのか。出来るなら無限素材装置として飼いたい所だが、いつ暴れ出すかわからん爆弾を抱える訳にはいかないか」

「グゥゥゥ!グラッ!!」


その時ガメレオンの舌がハイトを捉える。

一瞬、ハイトの体に舌が巻き付く。


「っ!?」

「ハイト!」

「まずいのじゃ!捕まってしまったぞ!?」


そのまま間髪入れずにガメレオンはハイトを飲み込んだ。


「え?……ええええ!?」

「飲み込まれましたね」

「大丈夫なのか?なあ、あれは大丈夫なのか!?」


ガメレオンは口をもぐもぐと動かし完全に食べられている。


「分からない……ん?ねぇ、ちょっと様子が変じゃない」

「ウグッ!?ウグラァッ!?」


するとガメレオンの体が赤く腫れ上がる。

そう思った瞬間体がさらに赤く膨れ上がると同時にそのまま爆砕した。

それと同時に血や肉片が辺りに散らばる。


「なっ!?爆発した?」

「見るのじゃ!ハイトが出てきたぞ」


私達はハイトを見つけるとすぐにハイトの元へ向かった。


「大丈夫ですか?」

「ああ、これくらいは問題無い。角も手に入れたし、目標は達成した」


達成したって言うけど、中から爆発したせいでハイトの体が血だらけね。


「中々やるのうお主」

「お前まだ俺の実力を知らないのか?俺は十二魔道士だぞこれくらいは余裕だ」

「妾達に負けたのにか?」

「あれは油断してたからだ!何ならここで戦ってもいいんだぞ」


そう言って、ハイトを自分の指をぽきぽき鳴らす。


「それよりもちょっと休憩したいんだけど」

「魔力不足か。ちょっと見せてみろ」


ハイトは私のおでこを触って熱を確認する。


「軽症だな。これなら少し休めば回復するだろう。お前らも来い、ガルア様に居たら一緒に連れてこいと言われてるからな」

「分かりました」

「腹減ったからご飯でも奢ってもらおうかのう」

「行くぞ!テレポート!」


こうしてガメレオンとの戦いは幕を閉じた。



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