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半分獣の俺が異世界で最強を目指す物語  作者: 福田 ひで
第八章 奪われた道場
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プロローグ 魔法力

「いやー何日かぶりのご飯は美味いな!」

「そうね!やっぱりご飯は調理した物が1番だわ」

「久しぶりのサラダもシャキシャキでみずみずしく大変美味ですね」

「やっぱりご飯は最強じゃ!」


俺達は無事に破滅の洞窟を脱出できた事を祝って魔法協会でご飯を食べていた。


「にしてもあんなにモンスターが出たのに部位を持ってこれなくて残念だったな。借金返済とはいかなくても少しは楽になったのかも知れないのにな」

「それに関しては僕から1つ発表があります」

「ん?何じゃ?」


そう言って、袋からモンスターの首を取り出す。


「はっ!?え、お前それって……」

「はい。例の指パッチンモンスターの首です。袋を持っていたのでこれだけ回収しておきました」

「でかしたわリドル!これで借金返済に一歩近づいたわね!」

「そ、そうですね」


急にミノルのテンションが高くなったせいで若干リドルが引いてしまった。

まあ確かにこれは大手柄でもあるよな。


「それじゃあ次、私から気になる事があるんだけど」

「ん?どうした?」

「かつって魔力レベル本当に1なの?」


ミノルはそんな純粋な疑問を俺に投げかけた。


「え?そうなんじゃないのか。だって魔法許可証にはそう書いてあるし」

「確かにそのことに関しては僕も疑問に思っていました。レベル1なのにも関わらずインパクトという強力な魔法を使えますし。しかもそれを何発撃っても魔力がなかなか尽きないのは少しおかしいなと」

「え?てことは魔力レベルは1じゃないってことか?」


そうなるとものすごく嬉しいんだけど。


「気になるなら、もう1度調べればよかろう」

「それよりもより正確に分かる場所に行きましょう」

「それってもしかして魔法病院ですか?」

「魔法病院?」


急にファンタジー感強めの病院が出たな。


「まあ魔法使い専用の病院ね」

「この街には魔法使いしかいないから普通の病院ですけどね」


その言葉に皆反応出来ず沈黙が続いた。


「そ、それじゃあ早速行くか」

「そ、そうね」

「待つのじゃ!妾が食べ終わっておらん!」


こうして俺達は魔法病院に向かった。



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