表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
半分獣の俺が異世界で最強を目指す物語  作者: 福田 ひで
第七章 結成!問題児だらけのパーティー
123/827

プロローグ 家

「う〜んどれにしようかな……」


現在俺達は魔法協会で家を選んでいた。

と、言っても仲間と暮らす為のシェアハウスみたいなものだけど。


「なあなあ妾これがいいのじゃが」


デビが興奮気味に指差した建物はとてつもなくデカイ城だった。


「馬鹿野郎そんなすごい所に住むのにどんだけ難しいクエストやらなきゃいけないんだよ。それは却下だ」


デビの提案を却下した時、リドルが別の建物を指差す。


「これ何かどうですか?広さも4人で住むには十分ですしお風呂やトイレも完備してます。生活必需品もある程度揃ってるのですぐに住めますよ」

「確かにいいな、それちょっと見せて……」


その瞬間リドルが指で家の間取り図の一部を隠す。

こいつ今意図的に隠したか?

まさかこいつ………


「おい、今隠した所ちょっと見せろ」

「いえいえ、とくに気にするところでは無いので」

「俺は気になるんだよ!いいから見せろ」


俺はリドルの指を無理矢理退かす。

そこには何か部屋があるが?と書かれていた。


「おい、これはどういう事だ」

「謎の部屋があった方が毎日退屈せずに済みそうだなと思ったので」

「何で家に居るのに命の危険にさらされながら過ごさなきゃいけないんだよ。これも却下だ!」


するとリドルは素直に笑いながら引き下がった。

こいつは本気かどうかがわからないんだよな。

次はミノルが別の建物を指差す。


「私はやっぱり謙虚に行かずにドカンといったほうがいいと思うのよ。だからこれ何かどうかしら?」


それはデビが選んだ家よりは小さくリドルが選んだのよりは大きい、今まで選んだ中で丁度いい大きさの建物だった。


「確かに大きさは屋敷くらいで、トイレやお風呂生活必需品もちゃんと揃ってる。うん、これは良さそうだな」


後はクエストだけど……

俺はこのクエストの所確認する。


「モリモグラの討伐……難易度はそんなにだな。よし!これにするか!」


そう、俺達がこんな状況になったのは少し遡ること、2日前。

俺達は宿屋に居た。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ