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「さーてと」


ブラジル空港から出て、母さんと二人で歩いていると急に母さんは伸びをして、俺の方へ振り返る


「それじゃ私はサンパウロへ向かうわね」


「は、はい! どうかお気をつけて!!」



「ええ。貴方も気をつけて」


「は、はい! 気をつけます! 生きててすみません!!」


「あのねぇ……。何かあったら携帯に連絡しなさい。Doc〇Moだから繋がるわ」


「……余り伏せ字になってないですよ母様」


分かれ道。俺は右に母さんは左に


「必ず親父に母さんの携帯へ連絡させるからな」


「うん。……無理はしないでね」


「母さんもな」


そして俺達はそれぞれの道へ歩き始めた



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【妹日記7】


4月6日(月)


今日は入学式だ。ちっこいのがいっぱい入って来て、いよいよ私も先輩になる。どうでもいいけど


そういえば今日、兄貴が私の進級祝いをするとか言ってたけど、なんで? 中学で進級出来ない訳無いじゃん、祝いたいだけじゃん。別に嬉しくないし


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