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俺は左を見た。すると!



「………………」



「………………」



どこかで会った事があるような、妙齢の女と目が合ってしまった。手にはお菓子を握っている



「あらー、どうもお久しぶりです」



女はお菓子をしまい、俺にペコンと頭を下げた



「ああ、これはどうもご丁寧に」



「あーあははー。……それじゃ私はちょっとスーパーへ」



女は立ち上がり、いそいそとどこかへ行こうとする



「…………おい」



「…………何よ」



俺は女を呼び止める。呼び止めた女、それは俺の母親だった



「な、なしてかーちゃんが此処にいるっぺ!」



慌てすぎて思わず東北弁になってしまう



「あーえっと………そう! ブラジルのサンバカーニバルに参加しようと思って!!」



「サンバカーニバル? ……………ぷっ。ぐへら!?」



母の下っ腹辺りを見て含み笑いした瞬間、凄まじい打撃が俺の腹へ入った



「何か問題でも?」



母はニッコリと微笑む



「か、かーちゃんのゆ、優勝間違いなしだ……ね」



腹を押さえ、目を逸らしながら言う



「オーゥ、さっきから何をコソコソしてるアルヨ」



アフロが人質と銃を片手に迫って来る、どうする?



何もしない


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隙をつく


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