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ブラジル行きの飛行機は順調に飛行していた



「後10時間って所か」



時計を見て確認する



もう一眠りしよう



俺は目を閉じ、バケットを被る



その時!



「ヘーイファッキンジャップ! ハイジャック様だぜ~」



どこかで聞いた事があるフレーズにびっくりし、声がした方を見るとアフロの黒人が拳銃を持ってスチュワーデスを人質にしていた



「こ、これは」



「助けて~」



スチュワーデスが泣きながら助けを呼ぶ



「要求は何だねキミィ」



禿げたヒーローが立ち上がり、ハイジャックに問い掛けた



「金だ! 女だ! そしてアフロだ! この世界をアフロで満たしてやるぜ!!」



「あ、アフロだとぉ!」



ヒーローは戸惑い怒る



「…………ふ」



アフロがヒーローの頭を見て、鼻で笑う



「私の……負けだ」



ヒーローは沈んだ



どうする俺!?




寝たふりをする


27ページへ



小箱を開ける


33ページへ

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