もし、神様が居るのなら。
ねぇ、神様。
どうしてあなたはこんな壁を造ったの?
障害の壁。
それはとても高い。
天に届くんじゃないか、そう思うくらい高い。
誰にも崩せない、崩したらいけない。
そんな壁。
ねぇ、神様。
どうしてあなたはあの子を死なせたの?
私のほうが死ぬべき人間でしょう。
なのになんで。
なんであの子が死んでしまったの。
おかしいよ、
ねぇ、神様。
私は生きたくないよ。
ねぇ、神様。
あの子を返してよ。
ねぇ、神様。
神も仏も助けてはくれないんだと。
そんなの知りたくなかった。
苦しいって、辛いって。
声を出すことすら許されない。
不平等だね。
公平だ、とか。平等だ、とか。
多様性とか。
色々言うけれど。
人をいじめないと生きていけないんだよ、人間って。
もうこの壁を登ることはできない。
ねぇ、神様。
来世は要らないよ。