再開
初めて投稿します、dosです。
以後お見知りおきを。
何とも変な小説ですが、暇つぶしにどうぞ。
表現が至らない部分も多々見受けられると思いますが、生暖かい目で見守っていただけるとうれしいです。
あと主な登場人物の設定を。
波月楓
ボサボサ頭に茶色のメガネ。ちょっと鈍い。
視力は0,1しかなく、メガネなしの生活は無理。
容姿は結構整っている。
運動は並だが、勉強は常にトップ3に入る実力の持ち主。
悪戯が趣味という嫌な趣味の持ち主。
西園寺凛
常に冷静だが楓の事になると多少慌てる。
クラス委員を務め、級友からの信頼も厚い。
勉強は楓と同じく出来るが、運動はからっきし。
神崎歩
明るい性格でクラスを和ませるムードメーカーであり、トラブルメーカー。
運動は得意だが、勉強はまるでダメ。
バトミントン部に所属しており、毎日練習に励んでいる。
前野玲
勉強も運動も出来るスーパーな女の子。
勉強が出来るといっても楓と凛には勝てない。
楓に対してはツンデレ気味?
安達林檎
楓の親戚のお姉さん。
花菱学園の生徒会長を務め、学園の憧れの的。
林檎も楓には密かに思いを寄せている模様。
幼馴染を巡って、幼馴染たちが繰り広げる幼馴染同士の恋物語。
小さい頃の淡い恋。
引っ越してしまった幼馴染が突然戻ってくる。
そこから始まる高校生活。
キーンコーンカーンコーン。
朝のホームルームの時間を告げる鐘が学校中に響き渡る。
クラス委員の『西園寺凛』が号令を掛ける。
「起立っ―礼」
号令と共にクラス中が頭を下げ、担任も「はい、おはようございます」と言った。
一斉に椅子を引き、一瞬、教室内が騒がしくなる。
静まるのを待ってから担任教師は続けた。
「今日は転校生が来ます。この辺りに住んでいたこともあるそうなので知ってる人も居るかもしれません」
その言葉に教室中が再び騒がしくなる。
高校に入って一ヶ月。
「こんなに早く転校生が来るなんて珍しいと思うんですけど。男の子ですか?女の子ですか?」
質問したのはクラスの中心的存在になっている『神崎歩』だ。髪をポニーテイルにしている。
明るい性格からか男女共に友達が多い。
「男の子よ」
その言葉に男子は興味をなくし、女子は少なからず期待した。
「入ってきて頂戴」
ガラッと扉を開け、入ってきた。
教室に入ってきた彼の顔を見て、三人の女子が反応する。
『!!』
「えぇっと、始めまして。波月楓と言います」
教卓の隣に立ち、まっすぐとクラス全員を見据えた楓は、自分を不思議そうに見ていることに気がついた。
口元がかすかに動くが誰も気づかない。
あーという声を出しながら、思案する。
緊張していると勘違いして、担任の『畑野有紀』は思わず苦笑する。
「波月君、たぶんみんなはメガネで驚いていると思うわ」
そう耳打ちすると楓は「なるほど」と頷いた。
そしてその理由を説明し始めた。
「あーメガネのことで驚いているのですか?」
楓が訊ねるとクラスの半数がコクコクと頷く。
楓が掛けているのは今時、誰も掛けていないだろう一昔前のメガネ。
そのメガネが、彼の顔を覆い隠す。
「本来使っているメガネが壊れてしまって。そろそろ姉が届けに来るはずなんですが・・・来ませんね」
説明を終えると疑問が解けたようだ。先ほどの不思議なものを見る視線は消えた。
男女共に興味が無くなったようでそれぞれ話し出す。
畑野はホームルームを終了させるべく動く。
「波月君の席はあそこね。神崎さんと西園寺さんの隣」
「あ、分かりました」
カバンを右肩に掛けて楓は席へと向かう。
カバンを机の横に掛け、着席すると畑野は教室を後にした。
それを見届けた楓は西園寺と神埼、それと後ろの席の『前野玲』に話しかけた。
「よろしくお願いします。えっとお名前は?」
「アンタいつまでやるつもりなの?とっくに気付いてるわよ。凛もそうでしょ?」
「歩、楓が頑張って演じてるんだから。玲だって話しかけたいのを我慢してるんだからね」
「だ、誰が!!べ、別に話しかけたいなんて思ってないわ!!」
名指しされた玲は一瞬、動揺した素振りを見せたがすぐに元に戻った。
楓は苦笑する。
「三人とも変わってないなぁ」
「アンタも悪戯が好きなとこは変わってないわ」
教室の、特に男子が騒ぎ出す。
ダサいと思っていた転校生がクラスの美少女、三人と親しげに話している。
自分たちは恐れ多く、名前で呼ぶことなど出来ないのに名前で呼んでいる。
衝撃は凄まじかった。
「メガネも持って来てるんでしょう?そのメガネはダサいわ」
凛が冷静に指摘する。
「・・やっぱりバレてた訳ね」
楓はカバンの中から白いメガネケースを取り出すと、それを開けて茶色のメガネを取り出した。
現在掛けているメガネを丁寧に取り外し、いつの間にか取り出したもう一つのケースに仕舞い込む。
茶色のメガネを掛けると楓は別人のようだった。
どうでしたでしょうか?
文章の誤った点などを指摘していただけると幸いです。
コメントも頂ければありがたいです。
更新速度が遅くなるかもしれませんが、これからも見てもらえたら嬉しいです。