第三話「それは雷の如く」
俺たちはなんとか逃げ切りあたりの地下鉄に行った
俺たちは中に入ってバンドで出したレンガを建ててバリケードを作った
皆はダラダラと汗をかいて口角が上がっているように見える。
防衛本能が動いているようだ、少し狂っているが
「ここならしばらくはなんとかなるだろう」
「中にはコンビニもあったから食料も多少は賄えそうだ」
一緒に入ったうちの一人がこういった
「なあ、俺たちで自己紹介でもしようぜ、これからしばらくは一緒になるんだ、せめて名前だけでも把握しとこうぜ」
「俺は賛成だ」
「私も」
「僕もだ」
全員で自己紹介をした
数日後
俺たちは昼食を食べていた
もうこの生活にも慣れ脅威とは一切関わりのない生活を送っていた。
その油断が命取りになると知らずに……
ズガガガガガガ!!!!!
けたたましい銃声が響いた。
「!?????」
久々の銃撃に皆がびくっと体を動かす。
バリケードは破られ中に宇宙人が入ってくる。
皆は自身の武器の名を叫びバンドを起動させた
何人かは現れたが全員は現れない
「エネルギーが切れちまってる!」
「畜生!」
何人かは宇宙人と善戦するが自分以外やられてしまった。
自分はエネルギーがまだ残っている方なので戦うことができたが他は限界そうだ
「俺が全員せん滅する!」
「そんなの無茶だ」
「この中なら一番可能性がある!大丈夫だ、たぶん何とかなる!」
「わかった、頼んだぞ」
俺は敵を倒しに行った