1回目
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※1 機体の見た目を透明にすることができる機能を備えた戦闘機の部隊。
※2 途轍もないエネルギーのミサイル。強力なものになると惑星一つ破壊できる威力を持つ。
「何があったの!?!?」レオリコは思わず当惑の声を漏らしていた。周りのパイロットや管制員にも予測できなかったようでざわめきが起こっている。
唯一レオリコの問いに答えたパイロットはしどろもどろになりながらも「わ…わかりません…ていこくのぼかんが、いや、すいじょうぼかんが、こう…こ、うげきをかいししたもようです!!」
と答えた。瓜実顔のレオリコも流石に動揺したようで眉根に多くの皺を刻んでいた。
「位置は!?一体どこなの!?」
「電波障害が起きて映像が乱れていますが推察するに…最端の偵察艦です…」
ここで通信機に耳を当てていた管制員が声を張り上げる。「報告します!!地底の部隊全滅した模様です!!!」
「なにっ!!!」
「代わりの部隊を派遣しますか!?その場合飛行部隊の半分を充てるのが現実的といえますが」
「いや、それよりも※1ステルス部隊の三分の一の方が良いに決まっている」
「それはリスクが高すぎる!飛行部隊の…」
不毛な言い争いが繰り広げられる。総裁として、組織のリーダーとしてそれを止めねばならないと分かっている。なのに声が出ない。ただ、今や何の意味もなさない戦略図の上で肘をつき、頭を抱えるばかりだった。
こうしている間にも帝国では更なる猛追の準備が進められていた…
「発射準備!!!」
「北西にミサイルを撃て。そうすれば硝煙でレーダーが誤魔化されるはずだ。」
「分かりました!!」士気のこもった声がヴィアトリクスの耳に響く。
そうだ。これが理想の組織図だ。
「ようし。その間にいつでも主艦を沈められるように※2スーパーレーザーをリロードしておけ!!」
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