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隠蔽。

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 「何事なんだ!!!!」管理人は大声を上げた。その声の大きさに職員は思わず肩をすくめた。


異常を報告する声が何重にも重なって室内に轟いた。


職員は埒が明かないと判断して素早くコンピューター情報を確認した。たちまちその顔には蝋梅と同様の色が滲んだ。


「大変です‥‥!!!!行政のコンピューターの情報が漏洩しています!!!」


「漏洩‥‥‥!?!?!?」管理人は露骨に嫌な顔をした。


「大変だ‥‥‥‥大変だ‥‥‥」帝国の存亡に関わる大問題の発生に職員はこの言葉を繰り返すことしかできなかった。


その時一つことを閃いた。ザ・スプリング‥‥春‥‥‥石原春‥‥そして咄嗟に呟いた「石原春だ‥‥」


管理人は即座にその言葉の意味を理解した。彼らの脳裏には不気味な笑みを浮かべながらこちらを凝視する天才の姿が写っていた。



 石原は自分のシャトルを回収するべく反乱軍の格納庫へ忍び込んだ。


アナログな鍵とデジタルな鍵が併用されている格納庫の前で立ち尽くしていた。


どちらのピッキングも石原の得意分野だった。


針金と電子機器が必要だ。電子機器に関しては高スペックなもの、針金に関しては長い物が必要になる。


何かないかと探すように指パッチンをしながら周りを見ていた。


土の床の奥に備え付けられている梯子の上にハッチがある。それを通って格納庫へ辿り着いたのだ。


梯子のすぐ隣に積み上げられた段ボールを発見した。


ハイテク機器は期待で着なかったが行動を起こさないことには何も始まらない。


石原は一番上の段ボールから順に漁っていった。


一番上は廃棄予定の書類の山とインクの無くなったボールペン。


二段目は壊れた備品や船の修理道具など、それ以降も大同小異だった。


「くそ」そう呟いて段ボールの蓋を殴りつけた。


待てよ。


石原は三段目の段ボールの中を弄った。ラジオペンチと細いが硬いハンダがを見つけた。


そのハンダをラジオペンチで適切な長さに切って、その針金をラジオペンチで加工した。


鍵を開ける為のピッキング道具、テンションとピックを作った。


ピックに関しては先端を短く曲げるだけで良い。テンションは少し面倒だ。


二つに折り曲げて下で捻れないように調節する。そして先端をぐりっと曲げてやる。


テンションは鍵穴を開く方向へ持ち下げてピッキングしやすいようにする為の道具だシリンダーを通過しないように引っ掛けて曲げるのも重要だ。


こうしてピッキング道具が完成した。とりあえずアナログの鍵穴は開けておこう。


テンションを引っ掛けてピックをピンの位置に下げる。


石原の技術の恩恵か、鍵穴の性能が低い所為か、数十秒程度でかちゃりと回った。


後はデジタルの鍵だ。こいつは難しいな。段ボールの中を探ると電子部品がいくつか出てきた。


石原はピンときた。

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