崩落。
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まさに地獄絵図だった。もう使い古された言葉だろうがこの四文字が今の状況を一番分かりやすく表していた。
周りの艦隊は悪戯にディヴァイト級に近づいていった、
ターボ砲で刑務所の塔を破壊してディヴァイト級にかかる負荷を減らそうとターボ砲を何発か撃ち込んでいた。
しかし、ターボ砲を撃ち込んだことで船体にダメージを与えてもいけない。
そうこの全ての艦隊の人間達はもうすぐでディヴァイト級が爆発することに気づいていない。
石原はこのような帝国役人の科学に無関心な姿勢をも逆手にとっていた。
フロッピーにディヴァイト級の情報とディヴァイト級の持ちうる帝国の情報をコピーした後にハンガーへ移動した。
ハンガーのブラックアームに固定されているステルスモードのジアントに乗り込み発進させた。
大きな長方形の口を開けたハンガーから一機のジアントが出ていく。
狙撃されては敵わないといって、簡易テレポーターをアダプターに差し込み、ハンドルを回した。
すると石原を乗せたジアントは安全な所へテレポートしていった。
天才石原春の監獄生活に終止符が打たれた瞬間だった。
ここまで完璧な脱獄を果たした囚人がこれまでにいただろうか。
「おい。ジアントを出せ!!ハンガーに移動させろ!!脱出ポッド代わりにするんだ!!」
管制員は急いで格納庫のジアントを確認した。
しかし・・・・
「クロソルト艦長!!!ジアントが何者かによって・・・・人為的に・・・・破壊されています!!!全機です!!!」
「・・・・・・なに・・・・」クロソルトは意気消沈したようにへなへなとその場に座り込んだ。
自分達に待っているのは最早死のみということなのか・・・・
何ということだ・・・・・・こんなところに来なければよかった・・・・
刑務所がまさか・・・・まさかテレポートしてくるなんて・・・・思ってもみなかった・・・・・・・
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