逃ということ。
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「クロソルト艦長!!!!ご指示をお願いします!!」
「指示もクソもないだろうが!!!早く・・・格納庫とハンガーを・・・・はぁはぁ・・・・繋いで・・・・」
銀河一冷静な男と謳われたこのクロソルトでも流石に焦っていると見えた。
ブリッジでは管制員が格納庫の脱出ポッドへ向かっていた。艦長や副艦長といった重役は反対側のブリッジのポッドでハンガーから逃げようとした。
それもそのはず、もうすぐディヴァイト級は爆発するのだ。恐らくこの休憩所の艦隊全てが爆発に巻き込まれて宇宙の屑となるだろう。
しかし、ディヴァイト級を置いて逃げるわけにもいかなく、休憩所の艦隊の全てはどう動くべきかわからずにいて、何の動きを起こすこともなかった。
石原は自身が隠し持っていた溶液のカプセルを銃のチャンバーにねじ込むと、壁に向かって撃った。
そしてディヴァイト級の格納庫へポータルした。
石原はパネルを操作して全ての脱出ポッドを宇宙空間へ捨てた。
このディヴァイト級にいる者はもう逃げることができない。
一機を除いてジアントも全て破壊した。一機のジアントをハンガーへ移動させてステルスモードに切り替えた。
そしてブリッジに移動すると管制ブースへ飛び込むと、船体を方向転換させた。
そしてエンジンの中の動力源であるパイプに全ての電力を集中させた。
爆発した時に電力の漏洩量を増幅させて被害を大きくする為だ。
一人の兵士がブリッジへ入ってきた。石原は兵士へ銃を何発か撃ち込んだ。
そしてハンガーへ移動する。
そろそろ脱出ポッドが無くなったことに気づいて絶望の叫び声が聞こえてくるはずだ。
「うわぁぁぁああああぁぁぁぁ何だこれぇぇぇぇぇぇポッドが一つもないぞ!!!」
ほらな。
いい気味だ。一生苦しめ。
地獄に落ちてしまえサトリアーニと同じようにしてやろうかな。
いやあいつらは自然消滅するだろう。
あと十分で爆発ってとこか。
石原は管制室のコンピューターのフロッピーを抜いてブリッジを出た。
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