従ということ。
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石原は口角一つ動かさずに手を動かしていた。
大量の基盤を作りまくっている。そんなつたない言葉でしか天才の作業を表現できなかった。
こいつは敵のはずだ。
敵に自分達の兵器を作ってもらっているのだ。
何という以上な光景だろう前代未聞ではないか?いいやそうではないか。帝国の歴史から見て敵国の科学者を捕らえて
技術を提供させるということもあったようだ。今は石原にそれをさせている状況になっているだろう。
兵士と管制員が石原に近づいていく。
「何か手伝うことはないか?」機械声が石原に話しかける。
石原は巨大なガラスケースにパネルをハンダ付けしながら無視を決め込む。
管制員は困ったような顔をして帰っていった。
サトリアーニは石原に話しかける。
「どうだ?もう一時間になるが、進捗の程は?」
「どうでも良いだろう?」
「どうでも良くはない。」
「そんなに知りたいか?」
「あぁ。一応な。」
「・・・・・・・・」
石原は少し黙るとハンダを温めて溶かし、ネジ穴をくっつけた。そして六角の大きいネジ六個で固定した。
「あともう少しだ。これとこれとこれとこれをあれしてそれにくっつけてこれを起動してからあれを出すだけだ。」
石原はわざと凄くぼかした言い方をした。
「つまりもう少しで終わるということか?」
「そうだ・・・・・」話しかけてほしくないというようにいった。
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