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天才の揺らぎ

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 「お兄さん・・・・・?」


「そうだよ・・・春君。」


「どうして・・・・お兄さんがここに?」


「君と友が一緒に反重力装置の実験をしていた時があったろ?その時に実は僕もいたんだ。それで機械が暴走して、爆発したろ?それで僕は世界線を超えたんだ。」


「どういうことですか?あの装置には次元を超越するような仕様はなかったはずだ・・・どうしてお兄さんがこんな遠く離れた次元にいるんですか?」


「さあね。次元を超越するとか科学に関しては僕は素人だし何も分からないよ。だけどね。僕がここにいることが最たる証拠じゃないの?」


「なぁ。お兄さん。友さんのことは申し訳ありませんでした。でも俺にも予測できなかったんです。あんなことが起こるなんて・・・・・」


「言っとくけど僕はまだ許してないよ。大事な妹を奪われたんだからね。」


「それで俺を殺すんですか?」


「いいや、殺すことはしない。君からとある技術のことを聞き出さなければならないからね、」


「なんですか?」


「次元移動テクノロジーだよ。」


「次元移動!?そんなもの・・・・」


「よく考えてみてよ。僕はあの後調査したんだ。それで友が死んだことを知ったんだ。しかも殺されたことをね。


別次元の君に殺されたんだろ?知ってるんだ。罪滅ぼしにも帝国にその技術を渡してほしい。」


「目的はなんなんですか・・・・」


「さあね、帝国の重役にも皇帝の意思や目的を全て知っているわけじゃない。むしろ知らないことが普通なんだ。とにかく君は次元移動技術を渡してくれ。これでは友が浮かばれない。君は彼女と結婚する気だったんだろ?


許嫁を死なせて、皮肉なことにそれは、自身が開発しようと奮闘していた次元移動によって現れたもう一人の君の行動によるものだった・・・・・・」


石原は頭を抱えた。どうするべきか。友を引き合いに出されて了承しないわけにはいかない。


何故あいつが現れたのだろう。友を殺したあいつ。S-210-A(エス二百十アルファ)・・・・黒尽くめの石原春・・・・次元移動を教えるために俺の前に現れた。


次元移動を全次元の石原春に布教し、完璧なバランスを生み出すことができるという。


だが俺は拒絶した。One Of Them(その他大勢)になることは天才にとって一番の屈辱であった。それと同時に稀にしかいない天才という存在がその他大勢と同じことをしているのは矛盾極まりないことだ。


そう持論を振り翳した結果。S-210-Aは爆弾で友を殺した。その日から奴へ復讐を誓った。


誰にも邪魔できるはずがない。俺が奴を殺す。煮えたぎる殺意と憎悪、血液の逆流と沸騰を何間も味わった。怒りや、業腹などという言葉で簡単に表せようはずがなかった。


愛する者を殺された。奪われた。その日から俺は鬼になった。


奴に煉獄の苦しみを味合わせるべく鬼となった。そして次元移動銃をつくった。それを駆使して様々な次元を調査した。


だが全く見つからなかった。もはや見つけるのは不可能だと思った。そこで一度故郷の次元の地球に帰った。そこでちゃんと高校を卒業して南森と翔と傷を癒すために宇宙へ繰り出したのだ。


あのシャトルで、あのオンボロで、あのシャトルはS-210-Aを見つけるために様々な次元の自分を殺して回ってしらみ潰しに総当たりした時に見つけたものだった。


異次元の石原春同士の同盟。あいつらにも恨みがある。今はもうない。壊滅させたのだ。石原春同士の同盟で流通していたシャトルを盗んだのだ。


石原は決意した。

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