再会
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惑星ソローが近づく度に船の揺れが大きなものになっていく。船の損傷箇所が多すぎるからだ。ソローについたら修理しなければならないだろう。
それよりも翔が中々良い提案をしたことに驚きが隠せなかった。
惑星ソローに居候していたのは知っているがソローの風俗がどんなものかは聞いたことがなかった。この銀河の惑星に関しては一通り把握しているつもりだがソローに関しては知識不足だった。
石原がそこまで知識にこだわるのは危機的状況において少しの油断が死に直結することを知っているからだ。
右翼が機能停止した時惑星ソローの大気圏を突き抜けるほど高いビルが見えた。「ついたぞー!起きろ!翔!来い!!」石原が叫ぶ。
翔がコックピットに寄ってくる。それにつられて南森やレオリコもコックピットに入ってきた。
「ここか?」
「ああそうだ。南に回ってくれ。着地許可を申請しないといけないから通信はONにしておけ。」
「分かった。」石原は遠くのスイッチに手を伸ばして長押しした。
「コードは覚えてるのか?」
「あぁ。エコプラス1-20だ。聞かれたらいえよ。」
石原はシャトルを南に旋回させた。司令塔を通り過ぎると通信が共有された。「エコプラス1-20発着許可を求む。」
「今の時間帯は来客の船だけを受け付けています。申し訳ありませんがお引き取りください。」
翔がコムリンクに顔を近づける。
「俺です。ボーキントン・ショウです。」
通信相手は少し黙ってから「ポート23に止めてください。長が直接会いたいといっています。」
翔はコムリンクをOFFにするとニヤッと笑った。南森と石原は呆れたような顔をした。
エンジンの一部を引きずりながら発着台に止めた。着地の衝撃で左翼のハッチが外れて落ちた。
「ふぅーーー・・・・もう出ていいのか?」
「ああ、いいよ。行こう。」石原はタラップを下げた。
最初に外に出たのは翔だった。深呼吸している。「ふぅ。いい空気だ・・・・」変なことをいいやがる。くそ翔の癖に。南森と石原は吐息をついた。
発着台と都市を結ぶ橋へお偉方が歩いてくる。翔は少し表情をこわばらすと近づいていった、「俺に任せろ。」
レオリコと南森と石原は後ろで見守っていた。
翔は何やらお偉方と話している。緊張が断ち切られたのはしょうとお偉方の笑い声が聞こえた時だった。
翔が笑顔でこちらに手招きしている。
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