反乱軍の分裂
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レオリコは釈然としないままニーガンの作戦を聞いていた。
この老害が同志の前で意気揚々と今回の作戦を語っているのがとても業腹だった。
石原がいないと戦争に勝てないとわかっているはずなのにどうしてあんな態度を取ったのだろう。石原も石原だ。何も言い返さずにすごすごと引っ込むなんて。
彼らしくない。今回の作戦もどうせ失敗に終わるに決まっている。そしてフォルス基地のように特定され、ジミー級に逆戻りだ。
今のうちにでも抜けたかった。石原の言葉が蘇る。「逃げることも大切だ。」確かにそうかもしれない。
だがレオリコは反乱軍総裁という立場上簡単に、逃げることが許されるはずもない。
「総裁・・・・レオリコ総裁!!」
ニーガンのしわがれた声に呼ばれてはっと我に返る。
「次はあなたの説明ですぞ・・・・」呆れたような声を出しているがこっちからすればあなたも充分呆れるようなことを言っている。そう言いたい気分だったがレオリコはぐっと我慢する。
そして反乱者達全員を見下ろせる壇上へ上がると、「・・・ニーガン本部長の前工場の後は私が話を進めます。石原春将軍のシャトルに送られてきた報告書によれば。」
ここでゴールド大隊の隊長、クリミナルが大きな咳払いをした。こいつは先の作戦の出撃前石原に難癖をつけていた輩だ。
レオリコは気にも留めず話を続けた。「ジミー級ギャラクシーディサスターは明日の明朝109時頃我々反乱軍のエマニー基地へ攻撃を開始するそうです。エマニーは帝国に資源を奪われる前は青が生い茂るとても美しい惑星でした。
これ以上エマニーと我々反乱軍へ損害を与えてはなりません。そこで我々は帝国へ罠を仕掛けます。今のうちにエマニー基地を放棄し、エマニーの反乱軍をこちらへ避難させた後地上部隊がエマニー基地で待ち伏せ、襲撃に対応します。
そしてなるべくジミー級のスーパーレーザーを避けながら我々はジアントやヴィクター級の破壊に集中。ジミー級の破壊に関してはゴールド部隊に任せます。質問のあるものは?」
するとクリミナルが手を上げた。レオリコは渋々質問を言うよう指示したがどうせ石原絡みのことだとわかっていた。
「石原将軍はどこへいったのでしょうか?エッジ中隊を壊滅させ、ジミー級の猛追になすすべなく一人だけフォルス基地へ戻った彼に処罰を与えるべきだと思います。
レオリコは冷静に「今は補給物資の確保に向かっています。」と言ったがニーガンが咳払いをする。
「ふん!噂によればあなたと恋仲になっていると・・・事実なんですか?」
一同がざわつく。
レオリコは「作戦以外の質問は受け付けません。」と言った。それ以降クリミナルは黙ったがひそひそと噂話が聞こえていた。
レオリコは不快で仕方がなかった。
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