反乱軍本部長ニーガン
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皇帝は銀河の首都である惑星クロンセストの帝国議員アパートメントの通路を”皇帝と七人の右腕”の内の一人の弟子と歩いていた。
二人とも黒のローブに身を包み、頭すらもフードで覆っている。夜ということもあり二人の姿は夜闇に溶け込み、誰も視認することができなかった。
弟子であるベリアルは皇帝に不気味な声で話しかけた。「石原春は私めが必ず捕らえます。それまではジフィター級で待機しておきます。」
そんな弟子の言葉に皇帝は「いや、そなたはジミー級にいろ。どうやらカーペンター艦長は失敗を拭おうと必死だ。処刑を恐れておる。この会合が終わった後にジミー級のブリッジでカーペンター艦長を補佐するが良い。」
「はい閣下。仰せの通りに。」
皇帝は三角形と逆三角形が頂点で交わったマークがはめこまれたネックレスを揺らした。「今期で必ず反乱軍を殲滅する。そのためには貴様ら七人の右腕の協力が必要不可欠である。特にそなたの科学力が要である。」
ベリアルは前を向くとローブの下のパワードスーツのマスクの赤の模様が不気味に浮かび上がった。
そしてこう言った。「お任せを。」
反乱軍本部”フェニックス”に到着した石原一行は本部長のニーガンへ会いにいった。レオリコは「我々は計り知れない損害を受けました。帝国にも損害を与えなければなりません。」
「それは同感だ。早速作戦を練ろうではないか。それより、この男は誰なんだ?」
石原は「俺はエッジ中隊の将軍だ。」
「ん?しかしエッジ中隊は壊滅してしまっただろう?お前はなんなんだ?」
石原は殴りたい衝動を抑えながら小声でレオリコに「南森と翔を連れて来なくて正解だったな」と囁いた。レオリコは微笑した。
ニーガンはさらに追い討ちをかける。「大体こんな部外者がどうして本部にいるんだ?」
レオリコは「彼は反乱軍へ多大な貢献をしました。コクリコ号から全員を救出しただけでなく、過去に五隻ものヴィクター級を破壊し、さらにジミー級に我々が捕らえられた時も脱出を成功させました。」フォローを入れたが
「なら、どうしてペガサスは生きていないんだ?ん?」
二人は黙ってしまった。
「とにかく、お前がここにいることは許さん。出て行け。」
石原は流石に憤慨して「おいおい」と声を上げたが、「まだいたのか。とっとと出ていかんと兵を呼ぶぞ?」と脅した。
ぶん殴ってやりたい。撃ちたい。そんな殺意の衝動を抑えながら石原はシャトルへ戻った。
悲しそうな顔をするレオリコを置き去りにして飛び去ってしまった。
石原はレオリコに止める暇も与えず立ち去ってしまった。
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