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黄色い憧憬の人

作者: 秋葉竹




喜びがやって来る


砂利を噛むあじけない日々に


諦めという身もふたもない喜びが




くっだらない笑顔を見せて


その場を誤魔化そうとしただろ?



もういいこんなに辛いのなら


なにもかも放り出したいと


最後には思ってしまっただろ?



毎日見ている鏡のなかにいる


アイツの表情はあれで大丈夫なのか?



引きつった辛い微笑みなど


浮かべてはいないだろうか?



いとも簡単に傷ついてしまう


繊細で柔らかい日常の心を突き刺す


尖った風にも


引かずに立ち向かえているのだろうか?




そういえばあの頃


《引かずの姉御》と


陰でこっそりとあだ名されていた


彼女は今も昔のままで


一歩も引かず


世界そのものとだって


闘い続けているという


黄色い狂気の疾風を


巻き起こし続けているという


衝撃の


綺麗なうわさは耳にはしたけれど











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― 新着の感想 ―
[良い点] 本当だ、かっけー。 狂気の黄色い疾風 やっぱり狂ったものを 持ってないと戦えないんでしょうかね? そんなことも考えたりしました。 それにしても タイトルもかっけー。 素敵な詩をありがとうご…
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