大規模中小企業倒産は大企業優遇か
都市部で中小企業や店舗が虫食い状態で存在する駅前などの地域。もし、廃業で大規模な空き地ができれば、大型施設の建設ができる。
コロナを利用した地上げが進行しようとしているのではないだろうか。
建設業や貸しビル業にとってこれほどうれしい話はない。いままで進まなかった再開発計画が一気に進められる。しかも、既存の商店街を潰すわけではなく、消えた商店街の代わりの進出だ。大手スーパーなどは救世主のような歓待で迎えられるだろう。
そして、それらの企業からの自民党への多額の献金が見込める。税収入も増える。これほど効率の良い地上げがかつてあっただろうか。しかも、土地買占めの脅威だった中国企業も体力がなくなっている。
しかし、それはまだ序の口。本当に怖いのは、進出してきた企業が撤退した時だ。もうそこにはぺんぺん草も生えない世界が広がっているかもしれない。