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あの子に会いたい  作者: 鮫島 蘭
22/22

22, 後日

 あれから数日。報告書を書き バタバタしていたがやっとこの屋上でランチができる日が来た。

 


 2階で発見された紘くんは 設楽家でひどい扱いを受ける事はなかったらしい。大斗くんから 「新しいゲームを買った。お家にあるから 先に行って2階で遊んでて。」と言われ 設楽家に誘導されたのだった。

 きちんと食事ももらい 本人も大斗くんの家に遊びに来ていると思っていたのだった。

 なんせ ゲームに夢中でドアに鍵がかかっていたことも気づいていなかったくらいだ。数日間も 疑問にも思わず 遊び続けられるなんて やっぱり これだから子供は、と思う。



 大斗君 いやマリンちゃんは無事に実の両親の元に戻された。状況が飲み込めずパニックを起こすこともあるそうだが カウンセリングにも通い始め 少しずつ 笑顔が戻ってきている。 本当の両親の愛に包まれているんだから きっと大丈夫と信じたい。



 そして 設楽ゆりえは 少しずつ事件のことを話し始めた。本人は 岩井の子供を奪ってやろうとしたわけではなかった。子供がいなくなってしまった母親という仲間が欲しくなったと言う。




 そしてただただ   「あの子に会いたい。」と。


 彼女にも いつか幸せな現実が来るはずだ、と古くからの友人として祈る。



さて これ飲んだら書類仕事頑張りますか!と 最後のコンビニコーヒーを飲みほした。

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