表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あの子に会いたい  作者: 鮫島 蘭
16/22

16, 2年前 ①

 設楽ゆりえのひとり息子の大斗(ひろと)が年少組に入園したばかりの6月。


 やっと幼稚園に慣れてきた大斗が久しぶりにおねしょをした。 ゆりえは 思わず声を荒げてしまう。それに加え 昨夜は 午前様だった夫 治が二日酔いの顔でボーっとしている。


 今朝もきっと言うだろう 私の一番嫌いな言葉「駅まで車で送って行って。」を。それでなくても朝は戦争なのに。


 シーツを洗濯したり 布団を干したりしているうちに 幼稚園のお迎えのバスに乗り遅れてしまう。本当に 踏んだり蹴ったりの朝。


 とにかく 早くこの朝を乗り切らなければ。 我が家のメンズたちの口にトーストをくわえさせ 車に乗せる。パパを駅に送った後に 幼稚園だ。



 まだ半分夢の中の夫と なぜかご機嫌で戦隊モノのオープニングテーマを熱唱している後ろのチャイルドシートの息子。あーーもう男って子供も大人もみーんな おんなじイライラしながら 信号で停止した。 




その瞬間 頭が割れるくらいのクラクションの音。左側から感じた大きな衝撃。







 目覚めると真っ白の世界だった。静かだ。・・・車の中じゃない。

次第に意識がはっきりしてきた。 ここは・・病院?


 そうか事故にあったんだ。  それから 大斗はどこ。夫はどこ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ