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かさぶた  作者: Decky
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現実逃避とわたし

翌日学校を休んだ。翌日も、そのまた翌日も。ついに担任が家に来ることになった。理科を専門科目とする小太りの気持ちの悪いやつだ。どうした?の声かけになにも反応しなかった。学校に行きたくない本当の理由も話さなかった。また、苛められるからだ。何でも相談してといわれても、相談したあとに辛い思いをするのなら言わない方がいいと心に決めてなにも言わなかった。担任はわたしのかさぶたを見て何か言いたそうな顔をしていたが、何も言わなかった。担任が帰ったあと私はインターネットにのめり込んだ。現実逃避したかったから。学校裏サイトを見つけた私は、苛めたやつの悪口を書いてしまった。あとから考えると、このサイトへの書き込みが、今後私を泥沼に引きずりこむ引き金になることなるなど、全く予測だにしていなかった。

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