表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/37

管理者は、介入を止めた

 β-2が言った。


「ほらね。

 レインが何もしなくても、世界は進む」


「……それが正しいとは限らない」


「正しさ?

 そんな仕様、最初からない」


 彼は、どこか楽しそうだった。


「君はまだ、

 “プレイヤー目線”を捨てきれてない」


 胸の奥に、違和感が残る。


*


 城から正式な勅令ちょくめいが下った。


 勇者アルディスに、

 街の防衛権限が与えられる。


 街は、完全に勇者側についた。



 俺の存在は、背景以下だ。


「……想定通り、か」


 だが、胸はざわつく。



 俺は、最後の選択をする。


【未来分岐修正:停止】


 意図的に、

 これ以上の介入をやめた。


 助けない。

 壊さない。

 見届ける。


 それが、管理者として

 一番“楽”な選択だった。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ