新たな召喚獣
「よし、拾い終わったし帰ろうか」
「きゅ、きゅう」
「え?帰りの魔物はどうするのかって?確かにバルガさん達に騙されたって事は魔除けのお守りを過信するのは危ないよね」
流石に騙された事で学習したユーリ、しかし戦う元気が残っていないユーリは考え込む
「そうだ、さっき手に入れたspで新しく召喚しよう!」
「きゅう!」
「リスト!」
ユーリがリストと口に出すと召喚獣の一覧が目の前に出て来る
「わっ、220spもある!どの子にしようかな」
少し考えた後に新たに2体の召喚獣と契約する
「よし!ベビードラゴンとスモールリザードに決めた!」
ベビードラゴン:その名の通り竜の赤ちゃん威力は控えめだがブレス及び飛行が可能 sp100
スモールリザード:ベビーリザードが少し成長した状態サイズは小さめのテーブル位でゴブリンにも勝てる
sp100
「サモン!『ベビードラゴン』『スモールリザード』」
早速新たな召喚獣を召喚するユーリ
「きゅあ?」
「ゴア?」
「今日からよろしくね」
「きゅい!」
「ゴアァ!」
新たな召喚獣を仲間にしたユーリは二階層をサクサクと進み帰路に着く
「凄い、今まで苦戦してたのが嘘みたいだ」
ベビードラゴンのブレスやスモールリザードの一撃であっさりと魔石に変わるゴブリンやホーンラビットを見て感動しているユーリだった
「本当に凄い、もうダンジョンから出れた。次はギルドに報告しないと」
「みんなありがとう、送還」
召喚獣にお礼を伝え『送還』しギルドに向かうユーリそしてギルドについたユーリを迎えたのは皆の驚愕の目線だった
「ユーリさん!?無事だったんですね!良かったです!ってその怪我は!?」
ユーリと仲の良い受付嬢ソウカが心配している
「だ、大丈夫です。痛いですけどポーションで止血してあるので」
「大丈夫って腕が、、」
「ソウカ、心配なのは分かるけど先にやる事あるでしょ」
他の受付嬢が心配が止まらないソウカに話しかける
「あっ、ゴホン!ユーリさんお疲れのところ申し訳ないのですがギルドマスターの所まで報告お願いします。バルガさん達は既にギルドマスターの所にいますので」
「えっバルガさん達も?分かりました」
突然ギルドマスターへの報告にバルガ達もいることが伝えられ困惑状態のユーリはとりあえず言われたとおりにする事にした
「失礼します。ユーリさんをお連れしました」
「無事、、とは言い難い様子だが少なくとも命があって良かったよユーリ君」
「あ、ありがとうございます」
ギルドマスター室に入るとポニーテールで赤い髪のピシッとしたスーツを着たかっこいい女性とユーリが生きていた事に驚愕で口をパクパクさせているバルガ達がいた
「怪我をしている所すまないが何があったのか君の口から説明願えるかな?」
「は、はい」
説明を求められて何があったのかを説明して行くユーリ。
そして説明が進むにつれ顔が青ざめていくバルガ達説明が終わるとバルガ達が騒ぎ出す
「なるほど、そうだったのか」
「う、嘘だ!そいつは俺たちの制止を無視してモンスターハウスに入って行って死んだんだ!」
「ふむ、確か君たちの言い分ではベビーリザードしか召喚出来ない事に焦ったユーリ君がモンスターハウスに入ろうとしたところを見て慌てて止めたがそれを振り払って中に入り悲鳴が聞こえたという話だったね」
「そうだ!」
「だが現にこうして生きたユーリ君がここで君達に騙されたと言っている。どう言い逃れるつもりかな?」
「うぐっ」
「バ、バルガさんどうするんですか?」
「わかったぞ!魔物がユーリに化けてるんだ!姿を現せ魔物め!」
「え!?」
「そういう事か!アイツが生きてるはずがねぇ!俺らが正体を暴いてやる!」
そう言いがかりをつけて武器に手をかけるバルガ達だったが一瞬でギルドマスターに制圧される
「待て」
「「「っ」」」
一言、たった一言だったがその威圧感で動けなくなる圧倒的な力の差だった
「言い忘れていたが私に嘘は通じない、私の眼は嘘吐きを見破る事ができる。そういうスキルでね」
「なっ」
「嘘だろ、、」
「そんな」
「ユーリ君が生きて戻ってきたその時点で君達はお終いだったんだよ。バルガ、ミノ、ボング、君達をギルドから追放する」
ギルドからの追放それは今までのバルガ達の新人への嫌がらせ行為そしてユーリ騙し殺そうとしギルドへの虚偽報告が重なった結果の追放だった。
こうしてこの騒動は決着した。
やっとチンピラ3人組の名前が出ましたねw




