女神の聖戦士とビキニアーマー、聖戦士ツバサ編
女神の聖戦士とビキニアーマーの続編に成ります。
当短編の主人公も昭和と平成に活躍した、1970年3月生まれの某アイドルをモデルにしています。
勿論、主人公以外の4人の聖戦士も上記の某女性アイドルをモデルにしています。
正確に言えば、某女性アイドルが出演していた、ドラマの登場人物をモデルにしています。
婚約者、佐東勉と、結婚を控えていた、私は、結婚式前日に消息不明となった。
勿論、自らの意思で消息を絶った訳ではない。
結婚を前日に控えた私、22歳の平凡なOL、竹野翼は、誘拐されたのだ。
正確に、表現するなら神隠しにあったと表現する方が、正しいかもしれない。
七色の極色彩が、渦巻く摩訶不思議な空間で、私を攫った犯人と対峙している。
「貴女は誰でか? 此処は何処ですか? 何故、私を攫ったのですか?」
対峙する金髪碧眼の美少女は、古代ギリシャ風衣装を纏い左手には金色に輝く天秤を掲げ持ついる。
金髪碧眼の美少女は、私の質問に答え始めていた。
「わたくしは、女性の守護神、乙女の純潔と人妻の貞操を司る女神アルミナ。次元と時空の狭間、神の座に穢れなき乙女、貴女を聖戦士として召喚しました」
女神!?聖戦士!?召喚!?
赤、橙、黄、緑、青、藍の極色彩の光が渦巻く摩訶不思議、神の座に、女神を自称する金髪碧眼の美少女に攫われたらしい。
人間の理解に及ばぬ力で・・・・・
そして、私が理解し難い目的の為に・・・・・
「私は明日、結婚式を控えています。家へ家族の下へ帰してください」
「聖戦士ツバサ、貴女を下の世界、平成の日本へ帰す事は出来ません。わたくしに選ばれた聖戦士と役目を果たすのです」
女神に次元と時空の狭間、神の座に攫われた私は、パジャマ姿だったですが、パジャマが光輝き、西洋鎧の様な防具へと変化した。
「聖戦士ツバサよ。貴女にわたくしの加護が付与されている防具を授けました」
女神、乙女の純潔と人妻の貞操を司る女神アルミナが、私に授けた、防具は嫁入り前のうら若き乙女が、纏うのが躊躇われる露出が、極端に多い防具だ。
両腕、両脚は西洋鎧の様な青銅の防具で覆われているので、問題は無い。
しかし、胴体はビキニ様な防具で胸元と股間が覆われているだけだった。
胴体を覆う鎧、ビキニアーマーは、赤い皮革で造られている。
独身でも既婚者でも、若い女性が女神が用意した、鎧、ビキニアーマーを纏い多くの人々に姿を晒すのは、恥ずかしい。
恥ずかし過ぎる・・・・・
女神アルミナ。貴女は女性の守護神の筈では。
「ビキニアーマー姿で、肌を晒して戦うの恥ずかし過ぎます。又、極端に露出の多い鎧では防具の役割を果たしていません」
「わたくしが聖戦士に授けた、ビキニアーマーには、わたくしの加護が付与されています。わたくしの授けた鎧は、剣ゆ弓矢等の物理攻撃を防ぎ、火魔法や雷撃魔法等の攻撃魔法を全て防ぎます。わたくしが授けた鎧を纏う限り貴女は、物理攻撃、魔法攻撃で掠り傷一つ負う事は無いのでよ」
女神が、私に授けた鎧、ビキニアーマーは、防具としては露出が極端に多いが、防具としては問題は無い様だが・・・・・
私が、嫁入り前のうら若き乙女が纏い戦うの恥ずかし過ぎる防具だ。
唐突に眼前に出現した巨大な姿見に、極端に露出の多いビキニアーマーを纏った、私の姿が映し出されている。
下腹部に謎のタトゥーが、紋様が刻み込まれている。
恥ずかしい、恥ずかし過ぎる。
女神のビキニアーマーには、女神が説明した防御能力以外にも様々な、能力が付与されている様だ。
私は、Bカップだがビキニアーマーを纏った、胸元は巨乳グラビアモデル並みに、豊満に成っている。
「わたくしが貴方を含めて5名の聖戦士に授けたビキニアーマーには、物理攻撃、魔法攻撃の防御以外にも様々な能力が付与されています。ビキニアーマーを纏う聖戦士は、五感とと体力が強化されます。ビキニアーマーを纏う聖戦士は、百獣の王、獅子を素手で葬り、地上最速の獣チーターよりも早く走る事が出来ます。大熊の鋭い爪でもビキニアーマーを纏う聖戦士には掠り傷一つ負わせる事は出来ません」
流石、女神が授けた防具、ビキニアーマーだ。
若い女性が纏うのが躊躇う恥ずかしい防具、ビキニアーマーだが、防御能力、攻撃能力は申し分ない様だ。
尚、私以外にも女神に攫われた、うら若き乙女達がいる様だ。
「私以外に、貴女に攫われた乙女達が居るのですか?」
「わたくしが異世界を脅威から救う為に召喚した穢れなき乙女は、5人です。昭和と平成の時代から穢れなき乙女達をわたくしの聖戦士して召喚しました」
乙女の純潔と人妻の貞淑を司る女神アルミナが召喚した娘は、私を含めて5名。
昭和、平成、1980年代末から1990年代の日本より女神に召喚、攫われてきた穢れなき乙女達だ。
尚、私は男性経験が、婚約者との婚前交渉も無い為、処女だ。
口の悪い小学校時代からの悪友は、男性経験のない私の事を平成のシーラカンスと揶揄しているが・・・・・
私を含めて女神に聖戦士に選ばれた哀れな犠牲者は以下の通りだ。
1.竹野翼。22歳。中小企業に勤めるOL。
1992年の日本より、結婚前夜に女神に召喚される。
2.広西知子。20歳。女子大生。
1990年の日本より、2人の友人達と夏休みの旅行中に、女神に召喚される。
3.佐武希海。17歳。サラリーマンの父と専業主婦の母の間に生まれた、女子高生。
1988年の日本より、女子高校からの帰宅中に召喚される。
4.木野下香代子。16歳。女子高校生。
1987年の日本より、放課後のクラブ活動中に女神に召喚される。
5.杜和香。15歳。女子高校生。
1986年の日本より、塾の帰宅中に、女神から召喚される。
尚、女神に攫われた犠牲者は、1970年3月生まれである。
女神の説明によると、聖戦士5人が1970年3月生まれなのは、決して偶然無いらしい。
私達の5人の前世は、異世界で魔王と戦った女勇者で、死後、女勇者の魂は5分割され1970年3月の日本に転生したのです。
「貴女が5人の穢れなき乙女が、わたくしの聖戦士に選ばれたのは決して、偶然ではないのです。貴女達5名の聖戦士はわたくしに授けられビキニアーマーにより常人を超越した力を発揮する事が、出来ますが5人の聖戦士が結集する事で本来の力を発揮する事が出来るのです」
幸せの絶頂に居た私、竹野翼は、女神の聖戦士と選ばれ4人の仲間と共に、異世界の人々を脅威から守る為、戦う羽目になった。
私にも、4人の穢れなき乙女達にも拒否権は無い様だ・・・・・
「聖戦士ツバサ。異世界の人々から脅威から守る為、4人の聖戦士共に戦戦うのです
「異世界を人々を襲う脅威とは、具体的に教えてください」
「貴女方、5人の聖戦士が転移する世界は、魔物、モンスター等が、跳梁跋扈して罪なき人々を襲い、女達を攫い襲い孕まましています」
「魔物?モンスター? ゴブリンやオーク、オーガ等ですか」
「ゴブリンやオーク等の下級魔物は。魔王の先兵として人々を襲う
魔物ですが、女達を穢れなき乙女を貞淑な人妻を襲い攫い凌辱の限りを尽くす獣なのです」
異世界の魔物、モンスターは、欲望のままに罪なき人々を襲い、虐殺し、女達を攫い辱める獣の集団、女の敵の様だ。
「聖戦士の役目は、女達を襲い辱めるゴブリンやオーク等の魔物達から乙女の純潔や人妻の貞淑を守り、諸悪の根源である魔王を倒す事です」
「私での異世界での役目は分かりました。しかし4人の仲間達を探し出すには・・・・・」
「心配する事はありません。貴女の下半身に刻まれたわたくしの聖紋が、聖戦士達を導き巡り合わせてくれれます」
その言葉を最後に、問答無用に時空と次元の狭間、神の座より異世界へ転移され、異世界の脅かす脅威、女の敵、ゴブリン、オーク、オーガ、戦う羽目になる私だった。
その後、下腹部に刻まれた聖紋の導きで4人の仲間、聖戦士ノゾミ、聖戦士タマキ、聖戦士ノドカ、聖戦士トモコと巡り合い、異世界の人々を脅かす脅威、女の敵を倒す為、パーティを組む私であった。
全員が1970年3月生まれだが、召喚された現時点で最年長の私が、聖戦士のパーティのリーダーに選ばれた。
尚、サブリーダーは、当時、20歳の聖戦士トモコを私が指名した。
異世界で、女の敵、ゴブリン、オーク、オーガと戦い続けたが、ビキニアーマーを纏い戦い続けるのは、恥ずかしい。
私と仲間の聖戦士達は、恥ずかしいビキニアーマーを纏い女の敵、ゴブリン、オーク、オーガ等の魔物と多単位続けている。
いつの日か、諸悪の根源、魔王を倒し異世界の人々に平静な日々が訪れ、日本へ戻れる日が訪れる事を信じて。
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