黒き太陽は類を呼ぶ
子供は大きな其の背を忘れないだろう・・・・・
「さて働かないとな」
「おじさん頑張って」
黒いグラサン黒いジャケット黒いズボン・・・・
髪は金髪はオールバック無精ひげのおっさん・・・・
「サンキュー」
「大人しくしてろよ」
「うん」
「ま!飴でも舐めてまってな」
少年は人々は黒く光る・・・・
円の中に居る・・・・
村は放置された・・・・・
いや贄とされた村・・・・・・・
村の中央の開けた井戸の傍で・・・・
彼らは力づくで集められ入れられた・・・・
故に大半は気絶中!
残りの大部分は怯えている・・・・・
男はのしのしと歩き・・・・
離れると手を振り・・・・
「チェンジング」
「スターグディアボロス」
黒い無骨なヴァイパー似た姿に変身其のまま天に駆け上がり・・・・
「もっとさ熱く楽しいものを教えてやる」
「俺に従え」
黒き雷光を右手から迸らせ其れは叫ぶ!
其の咆哮は声ではなく光と成り駆ける・・・・
モンスター達は見上げ・・・・
其れを目指す!
怨嗟を捨て縁を得ようと走る・・・・・
黒き太陽を目指し・・・・
「俺は種には出来ねえ」
「だが知ってる」
「種に出来る」
「朱色の咆哮男に導いてやる」
猛り黒き光を輝かせそれ・・・・・
人形態ではアポロと名乗り・・・・・・・
見捨てられた人々に・・・・
モンスターを導きを齎し・・・・・・
「さあ皆でイカシタ」
「パーティーを打ち上げようぜ!」
黒き太陽の出現は帝都にも届き・・・・・
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