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リリー・フランキー

リリー・フランキー

それが私の名前。

もともとは、ただのリリーだったけど、

父親が商売で大当たりして、男爵になった。

父の店が、フランキー商会という名前だったので、

爵位を受けるときに、ファミリーネームにした。

もともとは祖父の名前だ


私リリーは、前世の記憶がある。

そして、ゲーム「白百合の君へ」に嵌りまくっていた。

まさに、いま私がいるのは、その世界だ。

国の名前、王子の名前が一緒だもん。


どれくらい嵌っていたか、

というとストーカーで逮捕されるくらい。

別に大した事はしていないのに、

彼にちょっと近づいただけで、

警備員さんに捕まって、警察へ渡された。

何回か注意はされていたけど、

チケット持っているのに、

劇場に入れないなんておかしいよね!!

だから、無理に入ろうとしただけだ。

私、悪くない

警察は、ちゃんと調べてくれたから、

ちょっと怒られただけで解放してくれた。

怒られる意味がわかんないけど……


彼は、このゲームの攻略対象である第二王子の声優。

2.5次元俳優なんて言われている。

ちゃんと、私はわかっている。

彼は私の事を知らないだけで、

知ってくれたら好きになってくれるって


だってインタビューで

「外見とかよりも、俺の事をちゃんと理解してくれる人が良いな

一生懸命、俺の事を応援してくれる。頑張り屋さんが好きだな!!」

って、私の事に決まっている!!


………なのに邪魔された

私の事を妬んでいる人が、嘘を付いて、

私を陥れたんだ。そうに決まっている。





警察から解放され、家に帰る途中。

事故に巻き込まれて死んじゃったみたい。


だって、みんな横断している道路なのに

信号がないけど、みんな渡っている

私だけじゃない

交通事故を起こした車が悪いんだ!!


そんな可哀そうな私に神様が、

もう一度人生を与えてくれた。


それが、リリー・フランキー



私の押しは、第二王子だけど、

逆ハーレムのエンディングが一番好き。


みんな私の事、好きになってくれるんだもん。


ゲームの中では、男爵家の養女に入る設定だったような気がするけど

そんな事は、些細な事


学院へ編入する明日が、ゲームスタートだ!!


きっと素敵な王子様たちが、私を待っている。


悪役令嬢ダイアナが、どんな悪さをしても、

王子様が、私を守ってくれるはず。


だって、私がヒロインだもん


彼女の最後は、処刑か追放

どっちでも良いけど

処刑は可哀そうだから、追放にしてもらおうかな……

私、優しいから

王子様に頼んであげる


はぁ~、明日が楽しみ。

今日は寝れるかしら………


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