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「Ⅱ」
不時着したあの日から、今日で三日が経つ。
最悪の事態だ。
母星は、あの忌まわしき原色の異星人たちによって犯されていた。
赤、青、黄、紫、そして、褐色をした異星人たちが、人だかりを汚す。
元よりある緑も、透き通る透明な水も、やつらは、髪や瞳と同じ原色に染め上げてしまった。 先日見つけた巨大な水槽も、居合わせた青い髪の異星人と同じ色に汚れていた。
母星を、取り返さなければならない。
汚れた純色の髪を、瞳を、再び黒く染め上げるのだ。
そのためにも、一刻も早く探し出さなければ。
――――宇宙を統べる、〝緑の帝王〟を。




